【車中泊でお遍路16日間(主に香川編)】
〜私のお遍路・こんな感じで巡りました〜
//旅々どーも(^_^)/の車中泊日記//

車中泊

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。

 お腹の膨らみが気になり始め、夕食をつまみ程度で我慢するようにしてきたら、この1か月で何とか1kg強体重を減らすことができました。うれしい反面、体のどこかが悪いのかな? と不安にもなる「お年頃」で〜す。

 前回は、【車中泊】「車中泊でお遍路16日間④ 〜私のお遍路・こんな感じで巡りました(その3・主に愛媛編)〜 」として、第9日の宇和島市の道の駅「津島やすらぎの里」から第12日の四国中央市の道の駅「霧の森」までをお伝えしました。

そこで、今回のポイント
・「車中泊でお遍路」のその5、香川県を中心に & 高野山お礼参り
※なお、コロナ禍による自粛のため、2019年4月現在の内容を元に紹介していきます。

 今回は、続く【第13日】からです。今回も、これから車でお遍路に出たいな、と思っていらっしゃる方に是非、お読みいただきたいです。


【第13日】

《この日の概要》
 自力でなく他力によっていつもより早く目覚めた二日目の始まりです。登山客グループが出発してからは再び静けさが戻ってきました。
 道の駅「霧の森」を出発して、一路、楽しみにしていた「祖谷のかずら橋」へ。テレビでもよく紹介される有名地。山間の道を30km程進みました。かずら橋の少し手前にフォレストアドベンチャーという、自然を生かした施設が目に入ったので立ち寄ることに。アスレチックなどが楽しめるそうでしたが、何を血迷ったか、テントウムシ型のモノレールに乗ることに。操作することは一切ないままただ座っているだけで、登ったり下ったりを繰り返して再びスタート地点へ。ただそれだけのものですが、何となく記憶に残る場所でした。私が乗った黄色のテントウムシの触覚が片方ないのもいい感じでした。

流れで乗ることになった、かわいいテントウムシ君。

 少し進むと左手に広い有料駐車場があったのですが、もっと先にも停められる所があるだろうと祖谷渓を渡ると、すぐの所に小さな駐車場を発見。管理していると思われる店も閉まっているようで無人状態。見ると、郵便受けを利用した料金箱が。300円だったか、表示されていた金額を入れて、いざ、かずら橋へ。ものの1分で到着。空いていれば、この駐車場が一番便利だと思います。かずら橋のたもとに料金所があります。ここで、料金500円を支払います。かずら橋は一方通行になっていて、料金所があるこちら側が「入口」です。橋の反対側には、一方通行であることと、出口であることが大きく表示されています。いよいよ渡ってみると、思っていた以上に幅が広くて、両側の手摺りを両手で同時につかみながら歩くことができません。渡る人が、左右の手摺りのどちらかに捕まって歩きます。ですから、その歩みによって、なおさら橋が揺れるのです。足下は、板というより角材に近い木材が結構な間隔で並べられているだけです。落ちることはないのですが、足がすっぽりとはまるくらいのすき間がありますので、どうしても腰が引けてしまいます。私たちよりもだいぶ前に渡り始めた女性は、かわいそうに、橋の真ん中辺りで動けなくなっていました。一緒に来られた方がいたようでしたので、「けっこう怖いですね」と声を掛けるだけにして追い越させていただきました。本当は、透き通った祖谷渓の流れを楽しめば良いのですが、渡ることの方に意識が行ってしまいがちでした。

渡る前にパチリ。奥には、腰が引けた人の姿も。
足下のすき間の奥には水の流れが見えます。隙間の方が広く見えます。

 駐車場に戻って車に乗り、少し走ったところの蕎麦屋に寄りました。ここは宿泊施設も併設されているようでした。ここで早めのお昼にして、その後はお遍路を再開しました。
 66番雲辺寺にはロープウエーを利用しましたが、車でお寺まで行くことができます。私は、ロープウエーがあるということから、きっと、雲辺寺には駐車場も十分にはないのだろうと勝手に思い込んでいたのです。祖谷から雲辺寺に向かう場合は北に向かって進みますので、車のままお寺まで上る方が断然近いです。ロープウエーの山麓駅は雲辺寺の北側にありますので、ここまで車で行くとなるとぐるっと遠回りしなければなりません。もしも、私のようにかずら橋に寄ってから雲辺寺に向かう方は、お車でいらっしゃることをお勧めします。とはいえ、ロープウエーで上るのもアトラクションっぽくて一興ではありますが。

雲辺寺ロープウエー山頂駅。4月の中旬だというのに、あまりの寒さにストーブが恋しいです。

 その後、67番大興寺から70番本山寺まで、この日は、五山をお参りすることができました。
 車中泊を予定していた道の駅「たからだの里さいた」へ。「環の湯」という入浴施設があるので、お風呂と食事はバッチリだと思っていたのですが、道の駅に着いてから行ってみると、定休日。確か、月曜日だったと思います。この道の駅に来るまでに田園風景の中をだいぶ走って来ましたので、ここから別の場所を探す気力もなく、この日はお風呂無し。近くのコンビニまで買い出しに行ったくらいで夕食を済ませて寝てしまいました。至って静かな道の駅でしたので、ぐっすりと休むことができました。

《参拝》
 66番雲辺寺〜70番本山寺
 雲辺寺にお参りする際には、南から向かうなら車がお勧め、北から向かうならロープウエーがお勧めです

《車中泊地・宿泊地》
 道の駅「たからだの里さいた」は、平成11年8月登録。ここも、決して若いとは言えない登録年月でしたが、行程上の便利さからここを選択しました。
 田園風景の中にあって環境が良く、建物が近代的でお洒落な造りでした。トイレは綺麗でした「環の湯」でお風呂に入って食事もできそうでしたので、この道の駅は車中泊にお勧めだと思います。月曜定休だったと思います(違っていたらごめんなさい)ので、いらっしゃる際には、前もって営業時間等を確認しておかれるとよいと思います。 

《観光・見学》
 祖谷のかずら橋は、百聞は一見にしかず、の言葉がぴったりの観光名所だと思います。驚くほど高さがある訳ではありませんが、もともと揺れる吊り橋である上に、足下のすき間から下の川が丸見えですので、体感と視覚情報のダブルで得がたい経験ができますよ。駐車場は、祖谷渓を渡る手前にもいくつかありましたが、私が利用した駐車場のように橋を渡ったところにもあります。一旦、ここまで来てみて満車の場合に戻って停めるというのがよいと思います。

《走行距離》
約140km


【第14日】

《この日の概要》
 道の駅「たからだの里さいた」を出て、金刀比羅宮へ向かいました。この日は、午前中を金刀比羅宮観光、午後はお遍路に充てました。
 道の駅から金刀比羅宮までは10km程の距離でしたので、この日も朝早いうちに到着。金比羅大芝居の金丸座の少し先まで上った所にある駐車場に車を停めました。ここから参道までは下り道。歩いて3分くらいです。まだ、開いていない店もありましたが、すでに観光客が何組も歩いていましたし、修学旅行の高校生もたくさんいました。店を覗くよりも、785段あるという階段を制覇することが先決。それでも、途中には休んだり見学したりできる場所がたくさんありますので大丈夫です。表書院やら神馬舎など見学スポットに寄っていると、先ほどまでの疲れや息切れもいつしか治まります。途中、参道の真ん中で飴を売っていたりもして変化があって楽しいです。また、所々に、現在地が何段目かが表示されていますし、最後の直登の階段にも表示がありました。いろいろなものが組み合わさっていたお陰で、気持ちが萎えることなく登り切ることができました。金刀比羅宮でお参りを済ませてから境内を歩いてみると、左手にはヨット世界一周で有名な堀江さんのヨットが飾られていました。金刀比羅宮が海の神様だからだそうです。奥社への案内表示がありましたが、さらに五百段以上もあるというので遠慮させていただきました。下りは少々急な階段もあるので注意が必要ですが、上りの苦しさがない分、楽に下ることができます。参道まで下ってから、両側にある店を覗き、うどんを食べて少し早いお昼にして金刀比羅宮観光を終えました

金刀比羅宮の階段に挑みます。
気分は、「登頂記念」のよう。訪れてみたかった金刀比羅宮のお参りができました。

 この後はお遍路再開です。71番弥谷寺から75番善通寺までの五山を巡り終え、お遍路の旅も残すところわずかとなってきたことを実感します。「結願」が近づいたうれしさと、間もなく終わってしまう寂しさが湧いてきます。
 この日の車中泊地は、道の駅「ふれあいパークみの」でした。ここは、この日のお遍路の最初にお参りした弥谷寺のすぐ近くにあります。結果的に、ぐるっと回ってくるような道順になってしまいました。とは言っても、急ぐ旅でもありませんので、特に気にすることもありませんでした。ここには入浴施設がありますし、私たちが行った時には終わってしまっていましたが食堂もありました。道の駅の隣には大きな公園、さらに隣りには老人福祉施設があって、環境的には申し分ありません。ですから、車中泊の車が数台停まっていました。外で顔を合わせた夫婦と話していたら、その方々が寄った道の駅が宿泊禁止になっていたということを教えてくれました。こういう生の情報が有り難いですね。すでに閉まっている売店の軒下には、バイクの一人旅の若者が寝袋で寝ていました。怖い話も聞きますが、こんな姿を見ると、まだまだ日本の治安は守られていることを実感しますね。

《参拝》
 71番弥谷寺〜75番善通寺

《車中泊地・宿泊地》
 道の駅「ふれあいパークみの」は、平成7年8月登録。登録年月は少々気になりましたが、ここには、「大師の湯」という入浴施設や食堂もあります。トイレは綺麗でした静かな場所でもありましたので、車中泊にはお勧めです。ここに泊まった翌朝一番に弥谷寺をお参りする行程がよいと思います。
 私は、計画段階で金刀比羅宮の近くでホテルに泊まることも考えたのですが、そんなに後戻りする感じでもなかったのでここに決めました。前の日に金刀比羅宮をお参りしてそのまま近くで宿泊し、翌日71番弥谷寺から78番郷照寺まで参拝し、その後、道の駅「恋人の聖地うたづ臨海公園」で車中泊というプランももっていました。しかし、温泉が併設されていることに魅力を感じて「ふれあいパークみの」を車中泊地にしました
 なお、食堂は、私たちが行った時には営業していませんでした。事前に営業日等を確認しておくとよいと思います。

《観光・見学》
 金刀比羅宮は人気の観光スポットであることを、行ってみて実感しました。長い階段はもちろんですが、参道に並ぶ店や途中の見学スポットなど、楽しませてくれるようにできているなあと感じました。年を取ったら「かご」もありだな、と思っていましたが、廃業になってしまったようです(調べたら2020年の1月のことのようです)。ですから、自力で上るしかなくなりましたが、上でも書きましたが、休み休みのんびりきっと行けば大丈夫ですよ。

《走行距離》
約45km


【第15日】

《この日の概要》
 この日は、朝一で76番金倉寺と77番道隆寺をお参りしてから丸亀城へ。車は、お堀を渡ったところにある丸亀市立資料館の駐車場に停めました。大手一の門をくぐって一旦外側から記念写真。再び中に入って案内図を見ていると、ボランティアガイドさんらしき男性が寄ってきて、あれこれ説明をし始めました。普段ならこちらからお願いするのですが、人間というのはどうしてこうも気分に左右されるものなのでしょう。ずけずけとした態度に嫌気が差したので、売店をゆっくり見てきたいのでと伝えてその場を離れました。よかれと思って声を掛けてくださったことには感謝しております、はい。順路を進み、三の丸の石垣沿いを奥まで進んで扇の勾配を眺めました。二之丸に上がると、桜が満開を少し過ぎた頃で、地面が花びらで覆い尽くされていました。そこに桜の枝の影が落ちていていい雰囲気でした。お天気にも恵まれましたね。天守に上ってから、今度は南側(昔は、こちら側に大手門があったらしいです)に下りていく途中で振り返ると、幾重にも重なる高い石垣が迫ってくるかのようです。確かに、こちら側の守りの方が鉄壁で正面らしかったです。少し進むと、野球場のグラウンドがあり、補修している石垣の石が並べられ、上の方ではクレーンが石垣を補修しているのが見えました。完成した姿を改めて見に来たいと思います。

丸亀城の二之丸。桜の絨毯がきれいでした。
石垣の大がかりな修復工事の真っ最中でした。

 78番郷照寺から83番一宮寺まで、途中、ネットで見つけた美味しい釜揚げうどんのお店でお昼を入れ、この日は、八山をお参りしました。
 車中泊予定地の道の駅「香南楽湯」へ。着いたのがまだ3時過ぎ。トイレは駐車場脇に独立しています。中をチェック。新しく綺麗な感じでした。まだまだ時間が早いので、車の中で休み、4時半頃になってから本館へ行きました。まずはお風呂。入ってみると、いろいろな湯船がある立派なお風呂でした。風呂から上がると、ロビーにはお客さんの姿が沢山見られるようになっていました。一足先にゆったりとお湯に浸かれたのでラッキーでした。館内の食堂(もう一つ別にレストランがありました)で夕食施設内に、お風呂と食堂の両方が入っているところはとてもいいですね。残すところあと五山、明日、無事に「結願」できることを楽しみにしながらゆっくりと飲み、食べました。
 駐車場は、割と車通りの多い道路の交差点に面していました。トイレに近い駐車場の真ん中には、大型2台、普通車10台くらいのスペースがあったのですが、大型のすぐ隣りになりますのでここは敬遠。車の通りが気にはなりますが道路側をチョイス。交差点近くですので、発進時のエンジン音が気にはなりますが、10時を過ぎた頃からは割と静かでした

《参拝》
 76番金倉寺〜83番一宮寺

《車中泊地・宿泊地》
 道の駅「香南楽湯」は、平成13年8月登録。温泉、食堂があります。トイレは、駐車場脇に独立していて、中も綺麗でした。交差点が近いのでどうしてもエンジン音が気にはなりますが、全体として、車中泊には有り難い道の駅だと思います。

《観光・見学》
 丸亀城の石垣は必見です。扇の勾配も素晴らしいですが、3段くらいに重なって見える南側の石垣の迫力は圧巻です。こちら側から上るのがよいかもしれません。

《走行距離》
約80km


【第16日】

《この日の概要》
 いよいよ、お遍路最終日。この日は、高松城観光、そして、84番屋島寺から88番大窪寺までの五山をお参りして「結願」を目指します。
 道の駅「香南楽湯」を出て高松市内へ。この時もやはり通勤の波に乗って高松城を目指しました。高松城南東側にある駐車場に車を停め、堀を渡ろうとすると、たくさんの小さなふぐが泳いでいるのを見つけました。堀が海につながっていなければ、なかなか見られない光景です。中に入ると手入れの行き届いた庭園が広がります。そのまま遊歩道を進むと、乗船案内所が。営業開始は10時。あと1時間近くあります。それでもせっかくなので、一回り散策したりして時間をつぶしました。戻ってみると、船頭さんらしき人が2人いて、他に客がいないので二人だけで乗せていただきました。1人500円だったと思います。天守台の石垣を水面から見上げる大迫力を満喫できますので、ここはお勧めです。

お堀を泳ぐかわいいふぐたち。
水上から眺める天守台。高さが実感でき迫力です。

 ここから、いよいよお遍路最終コーナーへ。84番屋島寺と85番八栗寺をお参り。お昼は、ネットで評価の高い海鮮丼の店へ。倉庫のような建物で、入ってみると、私たちの隣の席にはサラリーマンの4人連れ、他にもう一組。お昼にしては多くないぞ、と少々不安をおぼえながらも、お勧めだという海鮮丼だったか漁師丼だったかを注文。悪い予想は的中。出来上がりはいたって普通、味も量も、値段の割にはどうかな、と少々残念でした。
 さて、気を切り換えてお遍路に。あと三山。86番志度寺、87番長尾寺をお参りし、いよいよ88番大窪寺へ。長尾寺から大窪寺までは15kmほど。上り道を進んで、ぐっと内陸に入ります。否応なく、お遍路気分が高まります。門前で記念写真を撮ってお参りを済ませました。お陰様で、無事、「結願」できました。いくつになっても、何かをやり遂げるというのは気持ちの良いものです。

第88番札所大窪寺にて。結願の喜びが湧いてきます。


 ここから、四国最後の車中泊地の道の駅「源平の里むれ」に向かいました。ここは海に近く、海抜が6mほどしかありませんが、翌日、倉敷の方へ渡ることを考えるとここがベストとしました近くには、海抜が22mある神社がありますので、最悪、何とかなると踏んでの決断でした。事前に調べておいた入浴施設がいくつかあったのですが、行ってみるとどこもお休みなのです。水曜日だったのが悪かったのかもしれません。3軒ほど回ってどこもだめだったので、お風呂はあきらめて、食材を購入して道の駅に戻りました。ここは、交差点近くではない上、道路からも幾分離れているので、車の音は全く気になりませんでした。四国最後の夜を静かに過ごすことができました。

《参拝》
 84番屋島寺〜88番大窪寺
 85番八栗寺にはケーブルカーで行き来します車でも行けそうなのですが、グーグルマップで見ると、路面に「駐車禁止」と大きく表示されています。これが分かっていて車で行くわけにもいきません。ここは、マナー良く、麓に車を停めてケーブルカーで上ることをお勧めします。駐車スペースはたくさんありますよ。

《車中泊地・宿泊地》
 道の駅「源平の里むれ」は、平成19年3月登録。海抜が低いことが気になりますが、避難できそうな高台の神社が近いので何とかカバーできると思います入浴施設が周辺にいくつかありますので、事前に確認しておいたり、車中泊の曜日を決めたりするとよいと思います

《観光・見学》
 高松城は、海に面した水城として有名です。堀のふぐを眺めるのも一興です。天守台を除けば平坦なお城ですが、庭園を散策できますし、舟にも乗れますので、楽しみ方がいろいろとありますよ。

《走行距離》
約90km


【プラス1日 高野山へお礼参り】

《この日の概要》
 無事、「結願」できた報告とお礼のために高野山をお参りするのが習わしだそうです。私たちもこれに則って、高野山をお参りしました。
 宿坊を予約し、車を停めた足で奥の院までお参りに行きました。お遍路で巡拝したお寺はどこも静かな感じでしたが、高野山は、参拝客がとにかく多く、また、修行僧が集団で読経をしたり、下駄の音を鳴らしながら移動したりしています。そんな独特の雰囲気の中、お礼参りを済ませることができました
 宿坊は、朝のお勤め以外は、普通の旅館とほぼ同じに過ごせるのでありがたいです。奥の院をお参りし、朝のお勤めも体験できますので、高野山での宿泊はお勧めです。

宿坊の豪華なご飯。

 さて、今回で、車中泊お遍路全5回を終了といたします。1番霊山寺から88番大窪寺まで、全走行距離1,560kmの旅でした。
 まずは、私のブログにお越しいただいたことに感謝申し上げます。そして、皆さんが車中泊お遍路に出掛ける上で、何か一つでも参考になることがあったならばとてもうれしいです。
 下に、今回のお遍路に関するブログのリンクを張っておきますので、気になるところをゆっくりご確認ください。


 定年退職後を夢に見ながら、前の年から車中泊用に内装を仕上げてもらったり、お参りと一緒にどんな観光スポットを巡ろうか、どんなところで車中泊や宿泊をしようかと準備してきましたので、88番大窪寺で「結願」できたことはこの上ない喜びです。そして、高野山にお礼参りができたので、一つの区切りを付けることができました。
 お遍路の途中、何か所かで「お接待」をしていただきました。また、気さくに声を掛けてくださったり、いろいろな情報を教えてくださったりする方がたくさんいらっしゃいました。こういう方々にふれ合うのもお遍路の楽しみの一つだと思いました。

お芋やらお茶やらでお接待していただきました。

 旅自体が非日常ですし、お遍路という概念にどっぷりと浸ることもこれまでの人生において経験できなかった非日常のことでした。私の場合は観光も大事! くらいの調子ですので「修行」などとは程遠いものではありましたが、それでも何となく精神的な充実感を得たのは事実です。少し落ち着いたら「逆打ち」で回ろうと計画していますので、どこかのお寺でお会いすることがあるかもしれませんね。
 皆さんが、無事「結願」できますことをお祈りしています。
 次回からは、【車中泊】「車中泊で北海道」と題して、北の大地を車中泊で回った23日間について、何回かに分けてお伝えしていこうと思っています。お楽しみに。

 今回もお越しいただきありがとうございました。

 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


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