どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
以前、カラスの鳴き声がこのところ聞こえなくなったなあと思っていたら、大きな地震が発生したことがありました。まるで予知していたかのようでした。あまり好きになれない鳴き声ですが、聞こえてくるとちょっと安心します。
さて、前回は、道の駅「ゆ~ぱるのじり」を出て、「照葉大吊橋」で得がたいスリル体験をたっぷり味わい、「青島神社」「鵜戸神宮」をお参りして、道の駅「なんごう」での車中泊までの様子をお伝えしました。
そこで、今回のポイント
道の駅「なんごう」~佐多岬~雄川の滝~道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」
※地図中⑦の部分です。
※2019年9~10月の旅の情報を元に紹介していきます。
【第7日】
道の駅「なんごう」で迎えた爽やかで静かな朝。夜中も風が強まることはなく、ゆっくりと休むことができました。
車で朝食を食べている時のことでした。急にドスンという鈍い音が聞こえてきました。その方向を見ると、1台の乗用車が車止めの縁石を乗り越えた上、さらにその先にある道路の縁石に前輪を乗り上げていました。運転していた人が慌てて降りてきて覗き込んでいます。急いで私も駆けつけ、状況を聞いて覗き込んでみると、左の前の前輪だけが乗り上げた状態で止まっていました。ただ、この縁石は車止めと違って結構な高さがあるので、このままバックすると、バンパーが縁石で擦れたり引っかかったりしそうでしたので、私の車に積んであった板を持ち出して乗り上げたタイヤが降りる側に2段の階段を作ることにしました。その後で、ゆっくりバックしてもらったところ、どこも擦れることも無く無事脱出できました。これは、傾斜がある場所で車中泊する際に、低い側のタイヤの下に敷いて傾斜を補正するために常備していたものでした。まさか、こんな救出劇で活躍するとは思っていませんでした。運転していた方は、どうも出張で来ていたようで、レンタカーだったのでなおのこと傷を付けてはいけないと困っていたと思います。よかったよかった、ということで車に戻って朝食の残りを食べていると、どこかでわざわざ買ってきたお菓子をお礼にくださったのです。お互い様のことですと固辞したのですが、それでは気が済まないとおっしゃるのでありがたく頂戴することにしました。(この傾斜補正用の板については、『旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し 【車中泊】緊急対応のために備えたい物品 ~あると便利、ないと困る物品についての考察です~ 』の回をご覧ください)
さて、いよいよ出発です。翌日には九州の南部が強風域に入るとの予報が出ていましたので、この日のうちに佐多岬まで行っておくことにしました。
道の駅から志布志市を抜け、大隅半島を縦断します。ほとんどが内陸を走りましたので気になりませんでしたが、もうすぐで佐多岬、といった辺りで海側に出ると、予想通りの風が吹いてきました。雨はそれほどでもないので、このまま行ってしまおうと向かいました。なんとか到着して、風に煽られながらも北緯31度線のモニュメント前でパートナーと交代で写真を撮るだけ撮って、すぐに引き返しました。この状況でしたので、佐多岬展望台まで行くのは諦めました。それでも、先っちょ好きにとっても、十分満足することができました。

この日の晩は、道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」で車中泊する予定にしていました。大隅半島の西側、つまり鹿児島湾を左に見ながら北上すれば風を受けずに行けそうでした。案の定、風はまったく当たらず、天気も何とか保ちそうです。
実は、途中で是非、立ち寄りたいと思っていた場所があります。それは、「雄川の滝」でした。大河ドラマの「西郷どん」のオープニングに使われた場所です。通り道でもありますし、山を背にした内陸ですのでここも風の心配はありません。根占の道の駅を過ぎて右に入ってしばらく走ると駐車場がありました。この頃は、大河ドラマで盛り上がっている頃でしたので、平日の金曜日でしたが、ボランティアの方が駐車場にいました。歴史的な何とかということでもありませんので、ここでは、説明をお願いすることはしませんでした。案内表示を見ると、滝まで1kmほどあるというので、雨対策をして歩き始めました。急な上り下りはありませんが、1kmというと結構あります。休み休み景色を楽しみながら進んでいくうちに無事到着。展望台に上ってみると、滝と滝壺全体を見ることができます。確かに、テレビで見たとおりでした。滝壺をぐるりと囲む岩壁、そこを流れ落ちる滝と流れる澄んだ水。雨は落ちていませんが、曇り空。それでもこれほどきれいですので、晴れていればどれほどなのでしょう。是非、お天気の日にいらっしゃることをお勧めします。



ここを出て、台風から逃げるかのように、内陸をさらに北上します。道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」に着いたのが3時前。まったく風がありません。台風から遠ざかったためかもしれませんが、この道の駅の立地のお陰だったかもしれません。と言いますのは、旅の前にグーグルマップで確認した時、この道の駅は東側から南側にかけて台地に面していて東風と南風の両方から守られるはずだと踏んでいたからです。予想的中。これであれば、夜中も安心です。
そこで、トイレと売店を確認し、隣接するグラウンドの奥にある温泉施設へ向かうことにしました。売店が6時までやっていることや、ご飯類もたくさん売られているのが分かりましたので、お風呂からもどって来てから買うことにしました。広い芝生のグラウンドでは大会でもしているのか、何面かでゲートボールをしていました。グラウンド脇の道を走り「弥五郎の湯」へ。まだ早い時間でしたので、お風呂は空いていてゆったりと浸かることができました。
道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」は、温泉が近くにありますし、売店でご飯類も惣菜類も入手できますのでうれしいです。その上、この日のように風が心配な時でも安心して車中泊ができますので有り難いです。

《車中泊地・宿泊地》
◇道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」
*登録:平成14年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:施設の一番南側に独立していました。綺麗なトイレでした。
*温泉・入浴施設:隣接するグラウンドの奥に「弥五郎の湯」という温泉施設があるので便利です。*食事:売店でご飯類も惣菜も買えました。ここで買い込んだ物で十分夕飯になりました。
*おすすめ度【◎○△】:お風呂も◎、食材も◎。台風接近中にあって、風が避けられそうな地形であることを第一にして選んだ道の駅。グーグルマップで調べると、道の駅の東側から南側に掛けて高台に接し、高台に隠れるような地形でした。台風が、西の方を北上して近付きつつありましたので、東風と南風だけが心配でしたので、申し分のない立地でした◎。
《観光》
*佐多岬:道の駅「なんごう」から130km近く走りました。この日の晩は、風対応として道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」での車中泊を予定していましたので、休まず一気に向かいました。雨交じりの風が吹いていましたので、佐多岬の展望台までは行かずに北緯31°のモニュメントをバックに急いで写真を撮り、すぐにその場をあとにしました。お天気だったら、佐多岬展望台まで行って眺望を楽しみたかったところでした。
*雄川の滝:「西郷どん」のオープニングで使われていた滝と知って、是非立ち寄りたいと思っていた場所でした。駐車場からは1kmほどの遊歩道を歩きます。途中、綺麗な流れを眺めたりしながら歩いて行けば、さほど大変ではありませんでした。滝を一望できる展望台まで行くと、長く真っ直ぐに落ちる一筋の滝と白糸の滝のように並んで落ちる滝、青く澄んだ流れる水を同時に眺めることができます。
《走行距離》
*約230km
今回もお越しいただき、ありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。
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