【車中泊で九州26日間⑩(^_^)】
道の駅「山川活お海道」で車中泊
~旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し~

車中泊

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。

 作務衣に似合う手拭いの巻き方を調べたら「喧嘩巻き」というのがありました。簡単ですし、粋な感じです。でも、喧嘩を売っているわけじゃないので、買わないでくださいね。


 さて、前回は、道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」を出て桜島を一周し、台風をやり過ごすために予約しておいたホテルのある都城へ向かい、島津邸を見学。そして、じっと我慢の連泊までの様子をお伝えしました。

そこで、今回のポイント
アパホテル宮崎都城駅前鹿児島市道の駅「山川活お海道」
※地図中の部分です。
※2019年9~10月の旅の情報を元に紹介していきます。

【第10日】

 ホテルに連泊して台風をやり過ごした朝。台風一過とはよく言ったもので、これ以上は無いというような素晴らしいお天気になりました。しばらくは、風やお天気を心配せずに旅ができそうです。

 そんな晴れ晴れとした気持ちで車に荷物を積み込みに行ったまではよかったのですが、そこでちょっとしたハプニングが。フロントガラスが一面白くなっていたのです。風が強かったから砂埃でも着いたのかなと思って指でなでてみたのですが、ベタベタ状態。風よけのために建物の陰に車を停めたのですが、どうもそこが飲食店の裏だったのです。見れば、換気扇のダクトが車のすぐ前にありました。停める時には気にもしていませんでした。お分かりの通り、このダクトから油の煙が私の車のフロント部分に吹き付けていたのです。当然、フロントガラスだけでなく、ボディーの前面を中心にペタペタしています。やむなくフロントガラスだけを濡れティッシュで拭き取りましたが、ボディーまではできません。どこかで洗車してもらうことにしてここまでにしておきました。車中泊している時にはこんなことはありませんが、ホテル泊の場合はこうしたことも注意しておく必要があることを勉強しました。

左手に桜島を見ながら鹿児島を目指します。

 チェックアウトして最初に向かったのが鹿児島市でした。途中どこにも立ち寄らず鹿児島に到着。うまく種子島行きのフェリーに乗れたらこのまま行ってしまおうということにしていました。この辺りのいい加減さは、車中泊の旅でこそのなせる技ですね。ネットでは複数のフェリー会社が見付かりましたが、評価はいろいろ。とりあえず大手らしい船会社の窓口に行ってみました。一台くらい乗れるだろうと高をくくっていたのですが、結果は満車。聞けば、ロケット打ち上げ前で、予約で一杯なのだそうです。聞くまでは、ロケット打ち上げのタイミングを狙っていたわけではありませんでした。種子島に行ってみたいなあ、という程度でした。でも、ロケットのことを聞いてしまっては、逆にロケット打ち上げを見たいという気持ちが湧いてきました。そこで、もう一つの会社に行ってみましたが、やっぱりこちらも予約一杯。ずいぶん前から予約するのが普通なのですから、そんな飛び込みで予約できるはずはありませんね。一度はロケット、と膨らんだ夢は一瞬にして消え去りました。次に来る時には、あらかじめ予約を入れておくことにします。

 そうこうしているうちにお昼になりましたので昼食に。鹿児島市内観光は一日ゆっくりできる別の日にすることにして車中泊地を探して指宿方面へ向かってみました。途中、喜入の道の駅や指宿の道の駅に立ち寄ってみましたが、時間にもゆとりがありましたので、さらに南下して道の駅「山川活お海道」まで行って車中泊することにしました。

 道の駅「山川活お海道」は、道路のすぐ向こう側が港になっていてたくさんの漁船が繫留されていました。施設をチェックすると、綺麗なトイレでしたし、物産品売り場では魚介類がたくさん並べられていました。海抜が2mほどしかないのが心配でしたが、近くには高台があって避難先候補になりそうでしたのでここを車中泊地にしました。

 物産売り場が閉まるのが6時だったかまででしたので、たっぷり時間があります。そこで、楽しみにしていた砂蒸し温泉に入ってきてから買い物をすることにしました。

 砂蒸し風呂の少し先に「龍宮神社」があるというので行ってみることにしました。竜宮伝説の発祥の地ということで、建物もいかにもいかにもといった感じの朱色の柱に白壁、昔話に出てくる竜宮城といった感じでした。ここは「長崎鼻」という南に突き出た半島の付け根に当たり、遠く開聞岳を眺めることができる絶景エリアでもありました。

龍宮神社をお参りし、開聞岳を背に記念写真。

 ネットで見付けた「山川砂むし温泉・砂湯里」へ。道の駅から5kmほどの距離でした。中に入ってみると外国の人もたくさん来ていて繁盛していました。名前を呼ばれるまでロビーで休み、いよいよ順番が来ました。浴衣に着替えて砂蒸し温泉初体験です。スコップでひと掬いずつ砂を掛けられると、ずっしりと重みが増していきます。じんわりと体が温まるのが分かります。熱くはないのですが、額から玉のような汗が吹き出るのが分かります。首から上しか出ていない奇妙な姿を写真に収めてもらい、時間まで砂蒸しを楽しみました。砂だらけの状態でシャワーを浴びて着替えを済ませ、ここの砂蒸し温泉とセットになっている「たまて箱温泉」へ。車に乗って向かいます。海が一望できる開放的な露天風呂。砂蒸しもいいですが、やはりこうしてお湯に浸かるのが合っているようです。でも、一度は体験してみたかった砂蒸し温泉を味わうことができて大満足でした。

顔しか見えないのに隠してしまってはなんのことやら。すみません。

 お風呂からの戻りに、万一のための避難場所と考えていた旧山川小学校跡の脇を通ってみました。国土地理院の電子国土Webで調べると、旧小学校跡付近は60m以上の海抜であることが分かりました。道の駅からは約1kmという近さでこれほどの海抜が稼げるのは有り難いです。そうと分かれば、あとは夕食の心配だけです。

 目を付けておいた刺身などの食材やビールを買って車で夕食です。車中泊と思しき車が5台くらいだったでしょうか、結構広い駐車場ですので間隔を空けながらゆったりと停まっていました周囲には民家が並んでいる静かな環境でしたので、朝までぐっすりと休むことができました

《車中泊地・宿泊地》
道の駅「山川活お海道」
*登録:平成23年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:施設の右側にトイレの出入り口があります。駐車場に面していて便利でした。ウオシュレットでしたしとても綺麗でした。
*温泉・入浴施設:5kmほどのところに「山川砂むし温泉・砂湯里」があります。ここに入る時にセットで「たまて箱温泉」のチケットが買えます。
*食事:道の駅の物産売り場の奥に鮮魚店が並んでいますのでここで新鮮な魚介を買うことができます。
*おすすめ度【○△】:港のすぐ近くですが、早朝に船が動き出す音が少し聞こえる程度で、静かな環境です。海鮮やその他の食材も購入できましたので、夕食の心配は要りませんでした。近くにスーパーもあるのでこちらを利用するのもよいと思います。

《観光》
龍宮神社・長崎鼻:道の駅「山川活お海道」から9kmほどで行けます。神社もいいですが、海の向こうに見える開聞岳が美しくてお勧めですよ。
《走行距離》
*約130km


 では、次回は、道の駅「山川活お海道」から北上して知覧へ向かいます。まだ朝早いうちに武家屋敷を散策し、「特攻平和会館」を見学します。そして、道の駅「川辺やすらぎの郷」での車中泊までの様子をお伝えします。どうぞ、お楽しみに。

 今回もお越しいただき、ありがとうございました。
 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。

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