どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
大きな文字の方が見やすいだろうとディスプレイを購入しました。ノートパソコンにつなげてみたら、たしかにビックリするほど大きく見えます。ところが、画面の位置が高くなった分、上目遣いに見なければならず、レンズの下側に老眼が入っているメガネではよく見えません。くやしいです!(>_<)
さて、前回は、道の駅「北川はゆま」を出て、日向灘をひたすら南下。メガソーラーやタイヤのテストコース脇を走り、宮崎から西進して道の駅「ゆーぱるのじり」での車中泊までの様子をお伝えしました。
そこで、今回のポイント
道の駅「ゆ~ぱるのじり」~照葉大吊橋~青島神社~鵜戸神宮~道の駅「なんごう」
※地図中⑥の部分です。
※2019年9~10月の旅の情報を元に紹介していきます。
【第6日】

この日は、朝一で、道の駅「ゆ~ぱるのじり」から照葉大吊橋をめざし、そこから再び日向灘を南下して、青島神社、鵜戸神宮を参拝し、車中泊予定地の道の駅「なんごう」まで旅します。
道の駅「ゆ〜ぱるのじり」から照葉大吊橋までは30km弱の距離、車で1時間もかからず到着しそうです。高さ日本一だという謳い文句に誘われて向かってみました。「ゆ~ぱるのじり」から宮崎方面へ東進し、途中から北上していきました。いくつか峠を越え、田園風景の中を抜け、山道に入っていきます。川沿いの緩やかな上り道を進んでいくと、案内看板が見え始めます。表示に従って進み、駐車場に車を停めました。私たちはだいぶ早い時間に動き始めたのですが、すでに先客がいました。吊橋方面へ行く途中に料金所があります。300円だったかを支払ったついでに、この吊橋のことを聞いてみると、一時話題になったふるさと創生資金が使われたということでした。山と峡谷しかない場所ですが、逆に言えば、すごい山と峡谷がある場所でもあります。説明を聞き、こうした英断のお陰で私たちのような観光客を集客することにつながったわけです。私たちにとっては、ありがたいことです。橋のたもとまで行ってみると、高さもそうなのでしょうが、橋の長さに驚かされます。奥に向かって渡り始めた先客の姿が小さく見える橋を心を決めて渡り始めました。


出だしはまだ橋の下には木々が近くに見えているので安心なのですが、途中から急に深くなっていきます。橋自体も微妙に揺れているのが分かります。ダメ押しは、足下のグレーチングの隙間越しに遙か下の景色が見えることです。川が小川のように細く見える辺りが中間点。目線を上げると、先客の若い女性が向こう岸までたどり着けずに戻り始めました。私たちは、折角なので向こう岸まで行くことに。何とかたどり着くことができました。行きで怖さを実感してしまいましたので、戻りはその精神状態で渡り始めなければなりません。何とか無事に出発地点に到着。300円の元は十分取らせていただきました。お遍路の途中で立ち寄った「祖谷のかずら橋」とはスケールの違う本格的な高さと怖さを味わうことができました。是非、皆さんも体験しにいらしてはいかがでしょうか。
朝から少々興奮状態になりながら、大吊橋を後にして里へ下ります。そこには、名水で有名な「酒泉の杜」があります。ナビで進んでいくと、名前の通り酒造工場の敷地内にありました。敷地内の駐車場に車を停め、車中泊の旅用に4本ほど積んでいるうちの空になったペットボトルに水を入れました。もしかしたらこのままでも飲めるのかもしれませんが、私たちはポットで沸かしてコーヒーを淹れたりするのに使っています。
ここからは、日向灘に向かいます。観光スポットで有名な青島神社を目指します。海が近くなるに従って南国らしい雰囲気になってきます。青島神社の入口を少し過ぎたところにある駐車場に車を停めることにしました。この駐車場の海側には芝生の広いスペースがあって、どこかの保育園が運動会の練習をしていました。きっと、今度の土日あたりが本番なのでしょう。練習を随分積んできた感じでした。ただ、私たちも心配していたのが台風で、この日は木曜日。私たちは、すでに、都城のホテルを予約してあって、連泊して台風をやり過ごすことに決めていました。ちょうど、今度の土日辺りに台風が通過する予報ですので、進路がずれて運動会が無事できるとよいのですが。
公園の遊歩道を進むと、遠くに島が見えてきます。陸地とつながる橋も見えます。橋の上にはたくさんの人の姿が見えました。さすが、青島神社。私たちも橋を渡って向こう岸へ。「鬼の洗濯板」を眺めながら砂地を進み、本殿でお参りしました。立派な社殿ですが、海抜が低いのに波で洗われたりしないのでしょうか。ちょっと心配になるほどでした。鬼の洗濯板の上をしばらく歩き、再び橋を渡って戻りました。


ここから再び海岸沿いを南へ進みます。20kmちょっとで鵜戸神宮です。テレビでも時々取り上げられていましたので楽しみにしていました。案内表示に従って進んだ先にはバスも何台か停められる広い駐車場に着きました。そこの奥にはトイレがあり、さらにその奥に、青島神社の案内表示が見えました。ここからは階段の上りが続きます。さらにトンネルを抜けた先には下りがしばらく続きました。下りた辺りには食堂や売店が数軒あり、青島神社の参道に出ます。右手の方からも参拝客がたくさんやって来ます。調べると、そちらにも駐車場があることが分かりました。私たちが停めた駐車場のような上り下りがなく、楽に来ることができる場所にありました。混むのかもしれませんが、一旦、そちらを確かめてみるのがよいと思います。
山門をくぐってさらに進むと海の方へ下る長い石段に出ます。下りたところが本殿のようでした。そこは、大きな洞窟のようになっていて本殿があり、その周りを巡ることができるようになっていました。参拝して外に出ると、見たことがある「運玉」を売っている窓口があったので、迷わず購入。下の方に見える「亀石」の窪みに、男性は左手、女性は反対の手で運玉を投げ入れます。入ると願いが叶うのだそうです。夏前に行った北海道の旅の途中で右肩を壊して以来右腕が上がらなくなっていたのですが、左手ならば大丈夫。五つだったかのうちの、最初の運玉が見事窪みに溜まった水に命中。九州の旅が楽しく、安全でありますように。



気分も晴れ晴れ、駐車場に戻り、いよいよ車中泊予定地の道の駅「なんごう」を目指します。25kmほどの道のりです。
道の駅「なんごう」は、港のある町を通り過ぎ、入り江を左に回り込むようにしながら少し上ったところにありました。ですから、入り江を眼下に眺めることができる素晴らしい場所にありました。到着は3時過ぎ。駐車場の奥に独立してあるトイレをチェックし、売店へ。食材になるようなものはあまりなく、レストランはすでに閉まっていました。そこで、先ほど通ってきた町に行って買い出しをすることにしました。大きなスーパーマーケットがありましたので、食材購入にはありがたいです。
まだ、台風の強風域にかかっていませんが、東風が吹かないとも限りません。旅の前に調べたら、この道の駅の南側は山、東側には山が少しせり出し、施設も立っていることとで風が避けられそうでした。できるだけ風が避けられる位置に寄って車を停め、車中泊に入りました。
幸い、強い風が吹くこともなく、道路からの走行音も気になることなく、朝まで静かに過ごすことができました。
《車中泊地・宿泊地》
◇道の駅「なんごう」
*登録:平成13年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:駐車場の奥に独立してありました。綺麗なトイレでした。
*温泉・入浴施設:近くに入浴施設が見付からなかったのでパスしました。
*食事:道の駅のレストランは3時頃には終わっていました。売店は5時頃まで開いていました。私たちは、北へ3kmほど先の港町にあるスーパーで食材を購入してきました。
*おすすめ度【◎○△】:お風呂も夕食も△。海のすぐ近くですが、海抜が40mくらいありますので安心ですし、眺望は抜群です◎。私たちのように買い出しをするか、ここへ来る途中でお風呂や夕食を済ませてくるのがよいと思います。夜間も車の通りが少ないので静かでした◎。山側に停めれば、東と南の風が遮られますので、強い風が吹く時の一時避難に使うというのもありますね。
《観光》
*照葉大吊橋:スリルを味わうには、長さも高さも十分です。おまけにグレーチングの隙間もありますし、適度な揺れもあります。お値段以上なんとか♪、ではありませんが、旅の大きなアクセントになると思いますよ。
*青島神社:お参りした後で、砂地や鬼の洗濯岩の上をのんびり歩くのもいいですね。橋を渡らなければ行き来できないというのもいいです。一大観光地になっていますので、もどってから食事や買い物を楽しめる店がたくさんありました。
*鵜戸神宮:よくぞ、こんな場所に、というのがピッタリの地形にあります。海と岩山との間を縫うように進んだ先に本殿があります。「運玉」、是非チャレンジしてみてください。駐車場は事前にチェックしておくとよいと思います。
《走行距離》
*約130km
では、次回は、道の駅「なんごう」から南下して佐多岬を目指します。そこから鹿児島湾側を北上して雄川の滝を見物し、道の駅「おおすみ弥五郎伝説の里」での車中泊までの様子をお伝えします。近づきつつある台風の影響を心配しながらの一日です。どうぞ、お楽しみに。
今回もお越しいただき、ありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


コメント