どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
「○○じゃないかと思います」と国の偉い人。「○○だと思います」と言い切ってください、お願です。だって、偉いんだもの。
さて、前回は、札幌から余市へ移動。今回の旅の最初に近くを通ったニッカウヰスキー余市蒸留所を見学。そして、ここのすぐ裏手にある道の駅「スペースアップルよいち」での車中泊までの様子をお伝えしました。
そこで、今回のポイント
道の駅「スペースアップルよいち」〜積丹岬灯台〜神威岬〜鰊御殿とまり〜道の駅「くろまつない」
※地図の中の㉑の部分です。
※2019年6月現在の内容を元に紹介していきます。
【第21日】
道の駅「スペースアップルよいち」で迎えた朝。洗面を終えて車に戻る途中、初老の男性に声を掛けられました。その男性も夫婦で車中泊の旅の途中で、キャンピングカーに乗っている方でした。屋根にはソーラーパネルが見えましたし、アンテナも立ててありました。旅慣れた感じが伝わってきます。どこから来た、とか、北海道のどこを回ってこれからどこへ行くか、といったことでひとしきり盛り上がりました。室内用のアンテナだと旨く受信できないことが多いと私が話した時にその男性が教えてくれたのが「へんテナ」でした。以前、このブログで「自作アンテナでテレビ視聴」と題して紹介した内容は、そもそもこの男性に教えていただいたものでした。自作するのを楽しみにして北海道の旅を終え、自宅に戻ってからすぐにネットで調べて作ったことを覚えています。先輩の話というのはありがたいものです。
さて、この日は、「積丹ブルー」を楽しみにして積丹町を目指します。
道の駅から約40kmで積丹岬の駐車場に到着。駐車場にはトイレがありましたので用を足して遊歩道に向かいました。遊歩道につながる場所には食堂もありましたよ。食堂を過ぎた所にあるトンネルを抜け、遊歩道を進みます。灯台までは1kmほどですのでさほど大変ではありませんでしたが、熊が出てこないか心配しながら必要以上に大きな声で話をしながら歩きました。灯台からはまさに積丹ブルーの美しい海と、折り重なるように遠くまで続く断崖を見ることができます。地の果てという言葉がピッタリの、迫力がありながらも荒涼とした感じのする絶景でした。戻りには、蜂が群れて飛んでいる場所もあって、熊よりもむしろそちらの方が気になりました。

ここから神威岬の駐車場までは約15km、右手に海を見ながら気持ちよく車を走らせます。神威岬の駐車場は積丹岬の駐車場より格段に広かったのですが、すでにたくさんの車が停まっていました。一大観光スポットの片鱗が感じられます。トイレは遊歩道に向かう途中にありました。
遊歩道のスタートは真っ直ぐな上りが続きます。そのてっぺんに「女人禁制の門」がありました。女性はここから先には行けないの? と一瞬思いましたが、門の脇には丁寧な説明が。昔は女人禁制ではあったものの今では女性も入ることができる、とありましたのでご安心を。ここからは、岬に向かって下ったり上ったりが始まります。下りに入ると一気に視界が開けます。積丹ブルーの海が深い青をたたえています。女人禁制の門から1kmもないのですが、思っていた以上に歩いた感じがしました。灯台を過ぎると一気に視界が開け、積丹ブルーの海に囲まれます。見下ろすと、あの神威岩が見えます。まさに絶景。この場所に立てたうれしさが湧いてきます。待望の「積丹ブルー」が堪能でき、お昼前にして、この日の目的は十分達成されました。




南下して車中泊予定地の道の駅「くろまつない」へ向かいます。途中、鰊御殿とまりを見学。受付でガイドをお願いして、館内を巡りました。重厚な造りの立派な建物と展示された写真や資料から当時の繁栄ぶりが覗われます。離れでは、床板の節の部分を帆掛け舟などの形に埋め込んだりと細やかな細工がなされていて粋な感じでした。

神威岬からおよそ100kmで道の駅「くろまつない」に到着です。駐車場も敷地全体も広々としています。芝生のスペースがけっこうあることから余計にそう感じるのかもしれません。登録が平成11年と若くはないのですが、建物はとれもきれいでした。静かでゆったりとした雰囲気に安心して、ここで車中泊することに。
調べると10kmほど離れてはいますが、黒松内の町の方に「黒松内温泉ぶなの森」という入浴施設が見付かりましたので早速行ってみました。たしか500円だったかの入浴料。お風呂の戻りに町中のコンビニで食材を購入して道の駅へ。
青く澄んだ積丹ブルーの海を思い出しながら、静かに休みました。
《車中泊地・宿泊地》
◇道の駅「くろまつない」
*登録:平成11年(国土交通省ホームページより)
*トイレ: 施設内にあって綺麗でした。
*温泉・入浴施設:11kmくらいのところにある「黒松内温泉ぶなの森」という入浴施設へ行きました。入浴料は500円と良心的でした。
*食事:お風呂の戻りに、黒松内の町にあるコンビニで夕食の食材を購入しました。あとでネットで見たら、ピザのおいしい店が道の駅の中にあるようでした。
*おすすめ度【◎○△】:駐車場が広く、その上、国道との間には芝生のスペースがあって広々としています。国道の走行音は全く気になりませんでした。周囲には芝生と田畑のほかに民家が点在するだけの開放感のある道の駅です。
《観光》
*積丹岬灯台:駐車場からすぐのトンネルを抜け、灯台まで1kmもなかったと思います。緩やかな上りです。熊を心配しながら歩きましたが、それよりも、場所によってはハチが群れて飛んでいましたので気を付けてください。灯台からは、遠くまで続く断崖が折り重なって見え、迫力がありました。
*神威岬:人気スポットですので駐車場にはすでにたくさんの車が停まっていました。駐車場から岬までは1kmちょっとで遊歩道もよく整備されているのですが、階段状になっているところもあり、けっこうな上り下りがあります。途中、広めの場所ですれ違う人をパスさせることが何度かありました。岬からは積丹ブルーの海と眼下には神威岩を見ることができます。
*鰊御殿とまり:専用の無料駐車場があります。ここから緩い上り坂(一般の道路です)を100mくらい行ったところに「鰊御殿とまり」と書かれた門柱があります。門を入ってすぐ左手に案内所があります。入館料300円。お願いしたら館内の説明をしてくださいました。
《走行距離》
*約300km
では、次回は、道の駅「くろまつない」を出て北上して寿都町に向かいます。そこから、日本海側を走り、弁慶岬、松前に立ち寄り、道の駅「しりうち」での車中泊まで、渡島半島半周の旅の様子をお伝えします。どうぞ、お楽しみに。
今回もお越しいただきまして、ありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


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