どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。計算式に数字を入れてみたら、基礎代謝量が約1,700kcalと出ました。一日中ゴロゴロするにも結構なエネルギーが要るのですね。
今回は、「車でもテレビが視たい」という方に向けてお伝えします。ここでは、ナビの画面でテレビを視るのではなく、パソコンででテレビを視るという方法です。
そこで、今回のテーマ
①アンテナを作る
②アンテナを固定する仕組みを作る
③チューナーと増波器をつなげる
自作アンテナについては、ネットでたくさんの情報が出ています(「へんテナ」といった面白い名前で出ています)し、私もこうした手順を参考にして自作した者の一人です。電波や物理に関する難しいことはぜんぜん分かりませんので、使用する材質や長さ、線のつなぎ方などの正確な情報はそちらで入手してください。たぶん、先ほどの「へんテナ」あたりのキーワードで検索すればヒットすると思います。
そもそも、何もそこまでして…、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、きっと、私の他にもバリバリの「テレビっ子」の方もいらっしゃると思います。楽しむだけでなく、天気や災害情報をビジュアルに入手する手段としても利用価値は高いのではないでしょうか。
①アンテナを作る
まずは、アンテナの軸になる部分について。これには、釣り竿を利用しました。水に強く柔軟性があり、さらに軽い上に伸縮する釣り竿はまさにうってつけです。幸い、先っちょが折れて使えなくなった釣り竿がありましたので、これを利用することにしました。細工にはある程度の太さがいるだろうと考えて、3、4、5段目を使うことにしました。長さが変えられれば、電波の状態に対応できるようになるのではないかとのあわい期待を持って作成してみました。


釣り竿の他に使った材料は、①電波を受ける部分に使う真鍮パイプ、そして、②電波を運ぶ同軸ケーブル。そのほかに、③金属部分を接合するための半田と半田ごて、④ケーブル接続部を巻き付けるテープ(私はブチルテープでがっちり巻きました)を使いました。そして、残りの一つとして、⑤窓を通す部分に「すき間ケーブル」「アンテナケーブルすき間用」とかいう名前で売られている薄いフィルム状のケーブル。あと、コネクターが付いていないケーブル同士をつなぐには、接続部分の加工が必要になりますね。
実は、最初に作った時には⑤を知らなかったので、断線しないように窓ガラスの上部を1cmくらい空けて同軸ケーブルを潰さないようにして使っていました。このすき間用のケーブルに替えてからは、窓ガラスが止まるまで上一杯までしっかり閉めても断線することがありません。これで、風も雨も吹き込みません。世の中には便利な物があるものですね。

これで、アンテナで受けた電波を室内に引き込むことができました。
②アンテナを固定する仕組みを作る
ここでは、キャリアに細工をしてアンテナを固定しようというものです。キャリアを付けていない場合は、力の強いマグネットや吸盤などを利用して屋根やガラスに付ければよいのでしょうか。この辺りは、私はやったことがありませんので、お伝えできる情報を持ち合わせていません。
私の場合はキャリアに取り付ければよいというだけでしたので、作業は随分と楽にできました。
まず、私は、アマチュア無線の専門店へ行ってみることにしました。無線用のアンテナを立てている車を目にすることがありましたので、きっと、便利な部品があるだろうと楽しみにして行きました。しかし、そうは簡単にはいかず、とりあえず、角度が変えられる部品だけを購入。帰りにホームセンターで、釣り竿を固定するための金属の板を購入して家に戻りました。
最初に、アンテナの根元を差し込む「受け」の部分作りから。先ほどの釣り竿の一段太い方の6段目の先端部分を10cmくらいに切って「受け」にしました。この筒の太い方からアンテナの軸を差し込むようにして、金属板に結束バンドで固定しました。これを角度が変えられる部品に接着剤でくっつけたものをキャリアのパイプにボルトで固定して完成です。



車を走らせる時には水平にし、アンテナを立てる時には垂直にします。走行中は、筒の中を空気が通るので、いやな風切り音が全くしません。我ながらうまくできたと思います。大きな部品ではないので、「あれは何だ?」とじろじろ見られることもありません。
③チューナーと増波器をつなげる
普通のテレビを載っけていくのであれば、チューナーが内蔵されていますので、ここでの作業は要りません。ただし、増波器は必要になるかもしれません。ここでは、主にパソコンで視たいんだという方に向けてお伝えします。
私は、旅の情報をネット検索したり、打ち込んだりするのにパソコンを持って行くようにしています。ですから、パソコンがそのままテレビの代わりになってくれれば一石二鳥。荷物が減ります。チューナーや増波器は一度据え付けてしまえば邪魔になることもなく、荷物にならないのもありがたいです。
用意したのは、①マックでの動作を確認したチューナーのStationTV、②これに差し込むB-CASカード、そして、③受信した電波を強めるMASPROの増波器、④これらをつなぐ同軸ケーブル、の4つです。
この部分は、特に細工といったことは必要ありません。④の同軸ケーブルの両端に端子を付けたくらいです。ただ、走っている時に車の振動でバラバラにならないように、クッション性のあるヨガマットを切り抜いてはめ込むようにしました。予想していたよりも安定していて、ズレることもありません。ちなみに、増波器はサブバッテリーから電源を供給しています。


いかがだったでしょうか。テレビを視るのを我慢しさえすれば、ここに書いたことが全く要らないことは十分承知の上、「テレビっ子」の欲求を満たすためにあれこれ奮闘しました。「テレビっ子」仲間の皆様、そんなに難しい作業ではありませんでしたので、少し頑張ってみませんか。そして、旅先のローカルな番組をのんびり眺めてみませんか。
次回は、【車中泊】「庇(ひさし)は小さくても効果はバッチリ」と題してお伝えします。「雨の日に車の乗り降りをすると車内に雨が入ってしまって困る」「雨が入るのを防ぐアイデアはないかな」とお思いの方にぴったりの回です。どうぞ、お楽しみに。
今回もお越しいただきありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


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