【車中泊】緊急対応のために備えたい物品
〜あると便利、ないと困る物品についての考察です〜
【 旅々どーも(^_^)/ の車中泊日記】

車中泊

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。最近、かかとがガサガサになって、靴下が勝手に回転するようになりました。

 さて、前回は、車中泊の旅で困らないように、「爺セレクトの車中泊物品チェックリスト」を紹介しました。その時に、「ただ、【緊急対応】の部分は、自分の命に関わることとして特に慎重に検討されるとよいと思います。次回は、この辺りについて少しくわしくお伝えしようと思います」と書きましたので、今回は【緊急対応】のための物品についての考察です。

 そこで、今回のポイント
  【緊急対応】のために用意しておくとよい物品(爺セレクト、前回紹介したものです)

予備の車のキー
簡易トイレ
トイレットペーパー
牽引ロープ
ブースターケーブル
傾斜補正板
レンチンのごはん
カップ麺
雨具(防寒を兼ねる)
十徳ナイフ

【予備の車のキー】
 階段の上り下りでハアハアしてしまうことが多くなりましたが、夫婦とも、まだ足腰はなんとかもっていますので、車中泊の旅には、二人連れで出掛けています。運転は私がしていますので、車のメインの鍵は私が持ち、パートナーにスペアの鍵を持ってもらっています。日常の生活でも鍵をなくすことがあるのか?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そういうことはまずありません。ですが、ですが、です。買い物に行くなどの日常の行動範囲なら、最悪、タクシーでもバスでもなんとか自宅に戻ることができます。しかし、遠い旅の空の下、もしも、万が一鍵がなくなってしまったとしたら…。鍵をなくすとしたら、当然、車をどこかに停めてロックした後のはずです。車に入れない、ということは、どこにも行けない状態になってしまいます。車中泊の旅にある人間にとっては、考えただけでも恐ろしいことです。ということで、精神衛生上も、スペアーの鍵は用意しておきたいものです。

【簡易トイレ】と③【トイレットペーパー】
 トイレと言っても、便座があったり、箱形だったりする必要はないと思います。私がネットで購入したのは、ゴワゴワした材質のビニール袋のやつです。これを選んだのは、袋の口を広げ、立ち上がった縁を外に折り返すと自立してくれる、これがポイントでした。車中泊に関するネット記事の中には、段ボールや板材で箱形に自作するアイデアが紹介されていましたが、私の車には、これを載せるスペースがありません。自立(とは言っても、ビニール袋の縁にお尻を乗せるられるわけではありませんが)してくれるだけで十分用が足せます。トレペも一巻きあれば十分だと思います。お尻を拭くだけでなく、用を足した上に少しかぶせたくもなりそうですしね。ちなみに、簡易トイレは、幸いなことに一度もお世話になったことはありません。結構な枚数でまとめて売られていますので、車に10枚くらい入れて、残りは自宅の物置に入れています。最近、自然災害が頻繁に起きていますので、災害の備えにも是非ご活用を

これだけでは大きさが分かりにくいと思いますが、結構なサイズです。
縁を外側に3回くらい巻いた状態です。底には緑色の吸水シートが最初から付いています。ゴム手袋と比べると十分な大きさがあることが分かっていただけるのではないでしょうか。

【牽引ロープ】と⑤【ブースターケーブル】
 牽引ロープは、脱輪してしまった! 穴にタイヤがはまってしまった! そんな時にあると助かりますね。私は、これで助けてもらったことはありませんが、雪道で脱輪した車を助ける時に使ったことが何度かあります。「情けは人のためならず」ですね。いつか自分が助けてもらう番が来るのかもしれません。
 ブースターケーブルも、もしものために用意しておきたいものです。今の車にドライブレコーダーを取り付けてもらって家に戻った時、電源を切らずに数日間車庫に入れっぱなしにしたことがありました。モニターが意外にバッテリーを消費するらしく、エンジンがかからなくなってしまいました。そこで、ブースターケーブルの登場。何とかピンチを逃れることができました。旅の途中の誰かのため、そして、自分のために是非ご用意を。

おなじみブースターケーブル。もう20年以上使っています。
こちらもおなじみの牽引ロープ。昔、困っていたマニュアル車を助けたことがありますが、相手がオートマ車の場合はその特性から十分な注意が必要なようですのでお気をつけください。

【傾斜補正板】
 これは、初めて車中泊の旅に出る前に、ネットで得た情報を元にして自作したものです。駐車場の水はけを良くするために傾斜がついているのだと思いますが、それが、思いのほかきついところも中にはあります。少しの傾斜なら、何とか眠ることができますが、横になった時に一度違和感を感じると、これが気になってなかなか眠れなくなってしまいます。そんな時に大活躍するのが傾斜補正板です。ホームセンターで板材を買ってきて、必要な長さに切り、さらに、タイヤが乗り降りしやすいように傾斜を付けました。だいたい30×9×20のサイズにして6枚用意しました。その後、置いた時のズレにくさからゴム板も追加購入しました。前後左右いずれの傾斜にしても、二つのタイヤ同時に使うことが多いので、2cm、4cm、6cm、さらにゴム板を使えば10cmまで対応できるようになりました。しかし、これほどの傾斜地は、最初から避けるべきで、もう少し平らな場所を探すのが一番です。
 車内の水平のために用意した傾斜補正板でしたが、九州を回っていた時に別の大活躍をしたことがありました。早朝、私たちもそろそろ出発という頃、隣のスペースに駐車しようとした車が勢い余って車止めに前輪の片方を乗り上げてしまったのです。戻す時にバンパーが引っかかる恐れがあり、そうなれば、手伝いに行った私と別の車中泊の方だけではどうにもならなくなってしまいそうでした。そこで登場したのが傾斜補正板。車止めの高さから路面の高さまで、二段のステップになるように置いてみたところ、バンパーを引っかけることなく、無事救出することができました。予想していなかった活用事例となりました。

30cm×9cm×2cm。8cmのティーを置いてみましたが微妙ですね。
30cm×9cm×2cm。8cmのティーを置いてみましたが微妙ですね。
こんな感じでまとめています。
後部ハッチを開けたところにしまっています。この上に作業用の軍手も載せています。

【レンチンのごはん】
 非常用に準備していて、私にとって、飲料水に次ぐ安心材料の一つです。たしか、行方不明になった男の子を無事発見した有名なボランティアの方だったと思いますが、その方は、水を掛けて食べるそうです。これは、ボランティアをすることで地域の方に差し入れだのの迷惑を掛けたくないという気遣いらしいのです。何と謙虚なことでしょう。見習いたい心がけです。ですので、私も見習って、最悪の場合、そうやって食べようと思っています。

【カップ麺】
 これも非常用に是非用意しておきたいものです。サブバッテリーが生きていれば、電気ポットで沸かしたお湯で美味しく食べることができます。寒い時には暖を取ることができるのでうれしいです。最悪の場合は水で、ということになるのでしょうが、緊急時にあってはやむを得ませんね。少しはふやけてくれるのでしょうか。実験もせずに澄みません<(_ _)>。いろいろ言っていますが、レンチンのご飯とともに常備しています。

【雨具(防雨防寒を兼ねる)】
 登山用の雨具の上下を入れています。今のタイヤは滅多にパンクはしませんが、それでも何があるが分かりません。その上、大雨だったりして。滅多にないことが滅多にない天候の下で発生することは考え過ぎかもしれません。じゃあ、そんなことが起こらないか、と言えば言い切れませんよね。
 それに、持って行っていれば、防寒にも活用できます。エンジンも予備のバッテリーも使えなくなった、などという時に大いに役立ってくれるはずです。

【十徳ナイフ】
 タイヤ交換などに必要な工具はもともと積んであると思いますので、むしろ、普段使いの便利グッズとしての役割をはたしています。はさみ、ナイフ、ペンチ、プラスとマイナスのドライバーなどの機能が備わっているものを使っています。これを、いつも手が届くところに置いています。コンパクトにまとまっていますので収納に困ることはありません。特に活躍するのがペンチ、はさみ、ドライバーあたりです。のこぎりも付いているのですが、活躍の機会は今のところありません。


 今回は、車中泊に出掛ける際に、【緊急対応】のために私が持って行く物品を紹介しました。
 前回紹介したチェックリストに載せてあった【緊急対応】も「兼ねる」物品は、今回、割愛しました。このチェックリストに載せてある物品は必ず旅に持って行くものばかりですので、今回、ここで紹介する必要がないからです。旅に出る時には必ず用意しておいて、常用をメインとしています。【緊急対応】にも使える物品、ととらえています。詳しくは、そちらをご覧ください。
 季節や方面、行程、そして、もちろん車の装備等によって必要になってくる物品はいろいろだと思います。それでも、これに足したり引いたりする一つの目安くらいにはなると思って紹介させていただきました。
 今後、見つけた「お助けグッズ」がありましたら、紹介してみたいなと思っています。

 今回もお越しいただきありがとうございました。

 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


コメント

タイトルとURLをコピーしました