【車中泊で北海道23日間⑦】
☆道の駅摩周温泉で車中泊☆
〜旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し〜

車中泊 北海道

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。

 両足を揃えた状態で立って膝を曲げてお尻を下げていくと後ろにゴロンと転んでしまいます。かかとを浮かせないとどうしてもできません。子どもの頃からそうでした。この年になってからでもできるようになってみたいと思い、足の裏を床にペッタリ付けて膝を前に押し出すようにしてストレッチに励んでいます。果たしてできるようになるのでしょうか。乞うご期待。


 さて、前回は、道の駅「ステラ☆ほんべつ」を出発し、一路釧路へ向かい、西東北の3つの展望台に立ち寄りながら一周して釧路湿原を眺め、最後は、道の駅「阿寒丹頂の里」での車中泊までの様子をお伝えしました。

そこで、今回のポイント
道の駅「阿寒丹頂の里」阿寒湖アイヌコタン道の駅「摩周温泉」
※地図の中のの部分です。
※なお、コロナ禍による自粛のため、2019年6月現在の内容を元に紹介していきます。

【第7日】
 朝起きて車から降りると、すっきりと晴れて申し分の無い程のお天気。どこからか鶴の声が。近くの阿寒国際ツルセンターから聞こえてくるようです。朝から丹頂鶴の声を聞くことができるなんて、さすが北海道といったところです。
 この日の目的地は、阿寒湖とアイヌコタン。前々から楽しみにしていた場所でした。
 丹頂の里を出て北上すること約40kmで阿寒湖畔に到着。温泉街の外れに車を停めて、まずは、湖畔を散策することにしました。遊覧船乗り場の標示を見付けたのでここを入っていくと乗り場と向こうに阿寒湖が開けてきました。湖畔まで行くと、遠く青空の下に雄阿寒岳、手前に阿寒湖の青い水面、そして、沖に向かって突き出した赤い桟橋が奥行きとコントラストのある景色を見せていました

奥の方に雄阿寒岳を望む朝の阿寒湖です。


 どれくらいいたのでしょうか。ホテルの庭にも入らせて頂いてたっぷり贅沢な時間を過ごした後で、今度は、いよいよ、アイヌコタンに行ってみることにしました。マップを見るとすぐ近くのようです。開店準備を始める店を歩道から覗いたりして角を曲がると、間もなく右手に見えてきました。ゲートの奥に続く緩やかな上り坂の両側に店が軒を連ねています。写真でしか見たことがなかったので、現地に立ってみると感慨深いものがありました。すでに開いている店があったので気の向く店に入っては出てをしながら上り詰めた所まで行くとシアターがありました。ここでやるショーを観るのも楽しみの一つでした。開宴時刻の11時まで小一時間あったので、もう少し店を覗いたり車で休んだりして過ごしました。
 開演時刻が近づいたので受付に行きましたが、まだ時間が少し早いためか私たちの他に客は見えません。それでも席をとっておこうとホールに入ってしばらく経ってからようやく二組ほどが入ってきました。え、これで全部?と驚きましたが、二人だけではなくなりましたので少し安心しました。ショーが始まると、あの大柄模様の衣装に身を包んだ演者が登場してきました。もう、その立ち姿だけでも十分魅了されます。音楽に合わせて演じられる鶴の舞や物を投げ合う遊び、口にくわえて演奏する楽器など、アイヌの人々の文化の一端が紹介されました。独特な発声やメロディーと踊りが、カラフルな照明によってより印象的に浮かび上がって来ます。来て良かったなあ、これがまさに実感でした。一見の価値大有り、お勧めです。お昼前にはショーが全て終了し、初期の目的はほぼ午前中で達成されることと相成りました。

アイヌコタンのゲート前で撮りました。
衣装をまとった踊り手の動きと音と光。絶妙のハーモニーを奏でます。

 あとは翌日の行程に都合の良い場所に行って車中泊の段取りを付けるばかりです。翌日は、屈斜路湖と摩周湖へ行きたいと考えていましたので、道の駅「摩周温泉」を選ぶことにしました。途中、双湖台に立ち寄り、道の駅に着いたのが1時過ぎ。

途中、干し草をビニールで巻き込む作業をしているところを見付けました。なかなか見られない光景で、どのように巻くのか興味深く眺めていました。

 道の駅の施設内とトイレをチェックして、ここでの車中泊を決めました。近くの居酒屋や入浴施設など、きっと業務外のことなのでしょうが、道の駅の受付の方は優しく教えてくださいました。ありがとうございました。
 風呂は、釧路川を渡ってすぐの所にあるペンションビラオへ行きました。まだ明るいうちでしたのでお客さんは誰もおらず、独り占め状態でした。同じ金額を払っても、こういう時は、何だか得をした気分になるものです。風呂から出て、ペンションの隣りにあるコインランドリーで洗濯を済ませました。
 道の駅に戻ってはみましたが、まだまだ時間がありますので、町中を走ってみようと摩周駅の方まで行ってみました。どこの通りもきちんとした感じがしました。帰りに、道の駅の東に少し行った場所にあるスーパーで食材を購入し、道の駅に戻りました。
 車の中で夕食が進む頃には、少しずつ日が傾いていました。

道の駅「摩周温泉」。手前にはドッグラン、奥の方に釧路川が流れています。

《車中泊地・宿泊地》
道の駅「摩周温泉」
*登録:平成5年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:道の駅の建物の反対側にありました。綺麗なトイレでした。ウオシュレットも付いていたと思います。
*温泉・入浴施設:すぐ近くを流れる釧路川を越えたところにある「ペンションビラオ」のお風呂に入りました。宿泊者用に造られたものだと思いますので大きいとは言えませんが、空いていればゆったりと入ることができます。
*食事:役場の方へ行けば飲食店が数軒ありました。スーパーが近くにありますので私はこちらを利用して済ませました。
*おすすめ度【○△】:釧路川が近くに流れ、隣りには林がありました。素晴らしい環境にあります。足湯やドッグランもありましたよ。風呂も食料も近場で済ますことができるので便利です。

《観光》
阿寒湖:行く前は、湖畔まで行けばマリモが見られるんじゃないかな、などと甘い考えで行きましたがそうではありませんでした。その代わり、土産物屋ではどこでも瓶に入ったマリモが売られていました。もちろん、これらは販売用に栽培したものですが。雄阿寒岳と山並みと湖面が織りなす広がりと奥行きのある景色は素晴らしいです
アイヌコタン:駐車スペースにもなっている通路の両側には土産物店や飲食店がすき間無く並んで上まで連なっています。一軒一軒ゆっくりと寄ってみるだけでも十分楽しめますよ。登り切ったところにある劇場はおすすめスポットです。せっかく阿寒まで来たなら是非お立ち寄りを。広い駐車場もありました。
《走行距離》
*約80km

 阿寒湖とアイヌコタン、今回の旅で是非とも立ち寄りたいと楽しみにしていました。阿寒湖の雄大な景色とアイヌコタンの店並み、シアターでのショーの音楽と歌声、今でも目と耳と心に残る一日となりました。


 では、次回は、道の駅「摩周温泉」を出発し、美幌峠から屈斜路湖を眺め、硫黄山を散策してから摩周湖展望台へ向かいます。ここから一気に太平洋岸まで進み、道の駅「厚岸グルメパーク」での車中泊までの様子をお伝えする予定です。どうぞ、お楽しみに。

 今回もお越しいただきありがとうございました。
 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。

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