【車中泊で北海道23日間⑳】
☆道の駅「スペースアップルよいち」で車中泊☆
〜旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し〜

車中泊

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。

 夕方になると、近くの林でフクロウが鳴き始めます。ほんの数年前からのことです。最初は薄気味悪かった鳴き声も、「不苦労」や「福ろう」だとこじつけてみればその声も有り難く聞こえてくるから不思議です。


 さて、前回は、道の駅「とうべつ」を出発し、北大キャンパスを散策、羊ヶ丘公園のクラーク博士像で記念写真、旧北海道庁の赤レンガ庁舎を見学し、大通公園、そして札幌時計台、とまさに観光パンフレット通りと言っても過言ではない終日観光デーの様子をお伝えしました。ちなみに夜は、アパホテル札幌すすきのでのホテル泊でした。

そこで、今回のポイント
アパホテル札幌すすきのニッカウヰスキー余市蒸留所道の駅「スペースアップルよいち」
※地図の中のの部分です。
※2019年6月現在の内容を元に紹介していきます。

【第20日】
 前の晩にホテル近くのコンビニで買っておいたパンを朝食として、早々にホテルを出発。この日は、余市の道の駅で車中泊することにしていましたので、まずは西に進みます。

 途中、小樽に立ち寄り、三角市場の中を歩いてみました。北海道へ来た初日には、小樽の運河や有名な場所はすでに回りましたので、今回はここにしました。漁港が近いだけあって、こうした小売りが隣り合っている光景も風情があります。海鮮を食べさせる食堂は人で一杯でした。誰もが、ネットや情報誌の情報に従って来るのですから、混み合うのも当然ですね。私たちは、別の場所にある食堂を、これまたネットで探して、早めのお昼にしました。

 向かうは、ニッカウヰスキー余市蒸留所です。北海道初日、小樽から余市へ行き、そこから南下してルスツに行きました。余市駅前の交差点を通った時に蒸留所の標識を見付け、今回の旅の後半には、是非とも立ち寄ろうということにしていました。

 お昼少し前に駐車場に着くと、平日だというのに駐車場が一杯で、ゲート前でしばらく待つことになりました。それでも、順番に誘導されるのでさほど苦になりません。私たちの番が来て、施設のすぐ脇のスペースに停めました。

このゲートに受付があって見学ツアーを申し込めます。

 このまま、思い思いに見て回るのもよいのですが、せっかくですので、説明を聞きながら見学したいものです。そこで、余市駅側のゲートにある受付に行き、見学ツアーの予約をしました。30分くらい時間が空きましたが、待合室がありましたので、腰掛けて待つことにしました。

 時間が近づくと、ガイドさんがやってきて、いよいよツアーの始まりです。ピートを燃やして大麦を乾燥させることで発芽を止めることや、ウイスキー独特の香りがつくことを知りました。ポットスチルが並ぶ蒸溜棟や旧竹鶴邸の玄関の内側を見学したり、ミュージアムではニッカの歴史やウイスキーに関する展示を見たりしました。自分たちで歩き回れば、きっと、まあこんな感じね、で終わっていたと思います。やはり、説明を聞きながら見学するのが私たちには合っているようです。

今でも石炭で蒸溜をしているそうです。

 見学ツアーが終わり、試飲ができる施設に向かいました。落ち着いた施設で、すでにたくさんの人が楽しんでいました。道の駅までの運転はパートナーにまかせ、試飲セットを二人分もらい、自販機でおつまみを購入。一人、昼間からいい気分にさせていただきました。車を道の駅に置いてくればよかったと、その時になって気付きました。

広くて落ち着いた試飲コーナー。たくさんの人が来ていました。
これが試飲セット。パートナーの分もありましたので、たっぷり試飲しました。

 道の駅に向かい、奥まった側の駐車場に車を停めました。まだ、日射しがありましたので、木陰に車を停め、日が陰るのを待ちました。特に、この奥まった側の駐車場は車中泊に向いているのか、何日もいると思われる車も見えました。

 5時近くになり、駅方面へ歩いて行き、スーパーで夕食を買って戻りました。お風呂はパスです。車で夕食にしていると、先ほどの、遠くに停まっている、何日もいると思われる車から演歌が大音量で聞こえてきますし、近くでは、車中泊の旅をしている人同士が、意気投合して飲み始め、盛り上がり始めますし、一時は別の場所へ移動しようかと考えるほどでした。それでも、暗くなるにつれ、徐々に静かになってきましたのでひと安心。

 その後は、静かな夜を迎えることができました。

《車中泊地・宿泊地》
道の駅「スペースアップルよいち」
*登録:平成10年(国土交通省ホームページより)
*トイレ: 手前の駐車場の奥側に独立してありました。売店の隣りです。裏の駐車場からもそれほど離れていません。
*温泉・入浴施設:蒸留所でアルコールを飲んで運転ができなかったのでパス。あとでネットで調べてみたら、道の駅の周りに数軒の入浴施設が見付かりましたよ。
*食事:駅方向へ2,3分歩いたところにスーパーがありました。隣が海鮮を食べさせる食堂になっていました。私たちが行ったのがまだ5時頃でしたのでここで食べるのは少し早かったので、スーパーで買い出しをして車に戻りました。
*おすすめ度【○△】:あらかじめ道の駅に車を停めてからニッカウヰスキー余市蒸留所へ行ってくるのが安心ですね。蒸留所のすぐ裏に道の駅があって、まるでそのための道の駅かと思えるほど便利です。お昼過ぎに蒸留所を見学し、道の駅から歩いて行ける入浴施設で風呂に入り、駅近くの食堂で夕飯というのがよいと思います。

《観光》
ニッカウヰスキー余市蒸留所:蒸留所の南西側に専用駐車場があります。人気のスポットですので平日にもかかわらず車が一杯でした。構内の見学ツアーに参加する場合は、駅側のゲートにある受付で予約をする必要があります。ツアー開始時刻まで腰を下ろして待つことができる待合所もありました。道の駅に車を停めてから来れば、安心して試飲を楽しめますよ。
《走行距離》
*約60km

 では、次回は、道の駅「スペースアップルよいち」を出て西進し、神威岬で積丹ブルーを楽しみ、少し内陸に入って、道の駅「くろまつない」での車中泊までの様子をお伝えします。どうぞ、お楽しみに。

 今回もお越しいただきまして、ありがとうございました。
 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。

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