どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
ネットで調べ物をしていると、悪意を感じる表現を時折目にします。そんな高飛車な書き方ができる御仁はきっと博学で人格の高い方なのでしょう。でも、できた人間ほど、人を馬鹿にしたりはしないもの、そう信じています。私も気を付けなければ…。
そこで、今回のポイント
道の駅「高千穂」~高千穂峡~天岩戸神社~国見ヶ丘展望台~道の駅「北川はゆま」
※地図中④の部分です。
※2019年9~10月の旅の情報を元に紹介していきます。
【第4日】

この日は、終日、高千穂観光でした。
道の駅「高千穂」から高千穂峡のボート乗り場へ向かいます。道の駅から車で10分もかからないで行ける距離です。
いつものように7時前には動き出すのが通常になっていますので、駐車場に着いたのも早過ぎました。営業案内には、8時半に営業開始とあります。どうしましょう、1時間半もあります。仕方なく、車で休んだり、周辺を散歩したりして過ごしました。


そうこうしているうちに車が次々と入ってきます。この人たちももちろんボート目当てで、まだ1時間も前から並ぶことを厭わないようでした。車でのんびりしていたら、7時半を過ぎる頃からゲート前に列ができ始めていました。すると、係の人が来て、8時から受付を始めるということを伝えてからは、同じように車で待機していた人たちが一斉に並び始めました。列が長くならないうちに並んだ方がよいと思って、並ぶことに。こんな素敵な場所でまた行列か。そうは思いながらも並ばなければ折角早く来ていた意味が無くなります。道の駅「くにみ」に次ぐ、九州2回目の行列に並びました。受付開始まで30分くらい、私たちは二人ですので、車に何かを取りに戻ったりすることもできたので、何とか我慢することができました。8時にゲートが開いたものの、開業まではさらに30分あります。ゲートからボート乗り場への坂道の途中で結構並んで待つことになりました。あとでパートナーに教えてもらったことですが、こうやって早い時間から並ばないとボートに乗れないこともあると、ネット情報を教えてもらいました。ということで、私たちの行動は正解だったようです。
私たちのボートは20番目近くで、ひとサイクルの最後の方でした。もうちょっと後ろなら、最初のボートが戻ってくるまで待たなければなりませんでした。あの有名な滝の方を見ると、すでにボートで身動きが取れないほどです。ところがです、ここでちょっと自慢。私は小学生の頃から隣町の公園にある池で何度もボートを漕いだ経験があったのです。同じ姿勢で前にも後ろにも進めましたし、その場で回転することも楽にできました。自慢はここまでにしておくことにして。隣のボートとくっついてしまってお互いに身動きができなくなっている他のボートを横目に、昔取った杵柄よろしく、技を駆使して目的の滝まで進みました。パートナーとのデートでも一度も披露する機会が無かったのですが、結婚後の珊瑚何とかの祝いも近くなってようやく披露できるとは思ってもいませんでした。

岩壁に挟まれ、上空は木々の緑で覆われた空間の奥に見える一筋の滝。テレビで何度も目にした滝が目の前で音を立てて落ちています。一度は訪れてみたいと以前から思っていた場所にパートナーと来ることができた幸せを素直に感じました。
長年の夢が叶い、次に向かったのが、天岩戸神社西本宮でした。高千穂峡から10km弱、車で20分といった場所にあります。

高千穂と言えば天岩戸伝説。神話の舞台です。天岩戸神社西本宮に行けば天岩戸がすぐに見られるというわけではありません。参拝の手続きが必要でした。たしか社務所でできたと思います。手続きが終わると、案内開始の時刻を教えてくれますので、指定された集合場所で待っていればよいのです。私たちの他にもう一組。時間になり、柵の施錠が静かに解かれ、向こう側へと誘導されました。徐々に身も心も引き締まってくるのを感じます。柵の奥は撮影禁止区域です。高千穂峡の対岸の岸壁にある天岩戸の位置や大きさなどを説明していただき、無事、お参りすることができました。この案内には料金は必要ありませんが、本宮をお参りする際に気持ちを入れてもらえればよいとの説明をいただきましたので、お参りして、わずかばかりですが気持ちを入れさせていただきました。
次に、向かったのが天安河原宮。一旦道路に出て土産物屋の前を100mくらい上流へ行った辺りから川に下りる遊歩道に入ります。遊歩道の入口表示がありますので分かりやすいです。そこから天安河原宮まではわりと距離がありましたが、川の流れや木々を眺め、写真を撮って進んでいくうちに着いてしまいます。
遊歩道から天安河原宮の洞窟が見える場所まで来ると、幅も高さも予想していたのとは比較にならないほどの大きさに驚かされます。参道を進むと鳥居があり、その両側には隙間もないほどに積まれた小石が奥まで続いています。一番奥にある天安河原宮でお参り。八百万神が集まって、天岩戸に籠もった天照皇大神に外に出てもらう方法を相談したのがこの場所だそうです。

駐車場に戻り、車で天岩戸神社東本宮へ。歩いても行けるのですが、その後の動きを考えて車にしました。
ここは、天照皇大神が天岩戸から出た後で住まわれた場所とのこと。本殿に続く長い石段を上ると、木立に囲まれた空間の中に社が見えてきます。下界の喧噪から離れた異空間を感じさせます。お参りをしてから、本宮のさらに奥へ向かいます。「七本杉」の脇を通って行く道は、天岩戸の方に向かっています。もちろん途中までしか行けないのですが、パワーをいただきました。
最後に向かったのが、国見ヶ丘展望台。天岩戸神社からは12kmほど、高千穂峡からは5kmほどのところにあります。緩やかな上りの先に駐車場がありました。ここから展望台はすぐ先です。高千穂の地域を一望することができます。高千穂観光の締めくくりとしました。

こうして、高千穂に来ることができた満足感に浸りながら、いよいよ車中泊予定地の道の駅「北川はゆま」に向かいます。60km弱、1時間ちょっとの道中です。
道の駅「北川はゆま」も高速道路のインター出口近くにありました。駐車場に車を停めて、トイレや施設を一通りチェック。ここでの車中泊を決めました。施設内のレストランで午後6時頃までご飯が食べられることを確認し、お風呂に入りに行こうと出発しました。延岡市方面にある「ヘルストピア延岡」という大きな入浴施設です。距離にして14kmほど。着いたものの、まだ3時にもなっていない時間でしたので、隣りにある運動施設の広い駐車場の木陰で時間を潰し、そろそろいいだろうと玄関に行ってみてがっかり。なんと、休館日。玄関前に停まっていたたくさんの車は、業者の車だったのです。てっきりお客さんの車だとばかり思っていました。
そこで、再びネットで探し、道の駅に戻る途中に入浴施設を見付けて向かいました。こちらは営業中。五ヶ瀬川と大瀬川に挟まれたところにある「ふなの湯」というところでした。ようやくお湯に浸かることができました。
あとは、夕食以外のつまみやアルコールなどをコンビニで買い出しして道の駅に戻りました。着いてみて驚いたのが、普通車用のスペースに、大型車が堂々と停まっているのです。道の向こう側に大型専用の駐車場があるのですが、そちらが満車だったと思われます。でも、停めますか? それも、大量の丸太を積んだ連結式のトレーラーが停まっているのですよ。大型車のさらに1.5倍位の長さがあるのに。何だか、無法地帯のようで不安な気分にさせられました。
それでも、あとは、夕飯を食べて寝るだけです。大型車からはガラガラとエンジン音が聞こえてきます。できるだけ離れた場所に車を停めてご飯に行きました。レストランでは、わりと手の込んだメニューがあったので選び甲斐がありました。山かけのセットメニューを注文して美味しくいただきました。

その後も、大型のエンジン音が止むことはありませんでしたが、何とか朝まで眠ることができました。
《車中泊地・宿泊地》
◇道の駅「北川はゆま」
*登録:平成6年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:記録はありませんが、綺麗だったと記憶しています。
*温泉・入浴施設:道の駅から12kmほど南下したところにある「ふなの湯」という入浴施設でお風呂に入りました。「ヘルストピア延岡」は残念なことに休業日でした。最初から「ふなの湯」にしておいた方が近くて良かったかもしれません。ここから戻る途中には、ガソリンスタンドもコンビニもたくさんありましたよ。
*食事:夕食は、道の駅の食堂で食べました。午後6時頃まで食べられるので、お風呂から戻ってすぐに食堂に入りました。ここは、結構手の込んだメニューもあって嬉しいです。もちろんビールも。
*おすすめ度【◎○△】:高速インターの出口近くの立地です。切り出した木を何本も積んだ連結式のトレーラーなどの大型車のエンジン音が気になりました。道の反対側に大型車専用スペースがあるのですが、そちらが満車になると普通車用のところに停める大型車が出てきます。音が気になるようなら、トイレやレストラン側に停めれば、幾分でも距離をとることができてよいと思います。
《観光》
*高千穂峡:テレビで紹介されることが多い滝のある風景と手漕ぎのボート。一度は行ってみたいと思っていました。幸い、道の駅「高千穂」から車で10分もかかりませんでしたので、着いた時、駐車場はガラガラ。他の客の動きに対応することができました。8時受付開始ですが、7時半には並び始める人がいました。受付が始まる頃には駐車場も満杯です。早めの行動をお勧めします。
*天岩戸神社西本宮・天安河原宮・東本宮:神話の舞台として名高い天岩戸。高千穂に来たら、是非、参拝したいと楽しみにしていました。西本宮の駐車場は、30台くらいは停められるようでしたが、お休みの日にはきっと一杯になると思います。もしかしたら、東本宮の駐車場の方が空いているかもしれません。そこから歩いても、3分くらいでしたよ。
《走行距離》
*約80km
では、次回は、道の駅「北川はゆま」を出て、日向灘を南下。日向市を過ぎた辺りからメガソーラー沿いに走り、フェニックスCCやシーガイヤ脇を抜け、道の駅「ゆーぱるのじり」での車中泊までの様子をお伝えします。どうぞ、お楽しみに。
今回もお越しいただき、ありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


コメント