【車中泊で北海道23日間㉒】
☆道の駅「しりうち」で車中泊☆
〜旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し〜

車中泊

 どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。

 ネット動画を参考にして、「簡化24式」という太極拳の型をようやく覚えました。少しずつできるようになるのが嬉しくて、毎日何度も繰り返し練習しました。いつしか考えなくても自然に体が動くようになったまでは良かったのですが、覚えてしまった達成感からか、その後は思い出したようにたま〜にやるだけに。毎日の運動のために覚えようとしたはずだったのですが…。


 さて、前回は、道の駅「スペースアップルよいち」から西進し、積丹岬と神威岬で積丹ブルーをたっぷり楽しみ、泊地区にある鰊御殿とまりを見学、再び内陸に入って道の駅「くろまつない」での車中泊までの様子をお伝えしました。

そこで、今回のポイント
道の駅「くろまつない」弁慶岬松前道の駅「しりうち」
※地図の中のの部分です。
※2019年6月現在の内容を元に紹介していきます。

【第22日】

 道の駅「くろまつない」では、朝まで静かにぐっすり休むことができました。ここに来た時に抱いたイメージ通りの落ち着いた道の駅でした。
 この日は、寿都から再び海岸線に出て、渡島半島を南下します。道の駅「北前船松前」あたりで車中泊できればいいなあと考えて出発しました。
 まずは、寿都を通って弁慶岬へ。テレビなどで知っていたというわけではなく、ルートマップに写真入りで紹介されていたからです。以前、私のブログ『旅々どーも(^_^)/ のよ・た・ば・な・し』の中でお伝えしたことですが、ルートマップの全てのページをチェックしたことがあり、道の駅、温泉、観光スポットなどをマーカーやペンで書き込みを済ませてありました。ですから、弁慶岬にもマーカーが。自然とルートに入ったというわけです。
 北海道に来てからというもの、雨に降られたのが1度あったくらいで、この日も言うことなしのお天気です。弁慶岬に向かう途中も、右手に海を見ながら気持ちよく走ります。北海道だから、お天気なのでなおのこと、目的地までの道中自体が爽快でご馳走です。道路から駐車場に入ると、こちらを向いて立っている弁慶の像が正面に見えてきます。奥州からここに逃れてきた弁慶が、援軍がくるのを毎日ここで待っていたという言い伝えがある地なのだそうです。駐車場には数台の車中泊らしき車が停まっていましたが、まだ朝も早いせいか、歩く人の姿は見られませんでした。灯台までのんびり散歩。灯台はすぐ先にあって、遊歩道も平坦でした。海と空と潮風、そして、朝の柔らかな日射しを独り占めしたようで、申し訳ないくらい幸せな時間でした。

静かな北海道の朝を楽しみました。

 ここから道の駅「北前船松前」までは200km以上あります。小休止を入れて、午後1時頃には到着するだろうと踏んで走り始めました。何度も後続車をパスさせながら、海沿いの見通しの良い道を飛ばすことなく走ります。途中、気になる場所や駐車スペースがあれば、そこが休憩所。休み休みの旅が続きます。

弁慶岬の後で見付けた長く続く海岸。平べったい石を拾って若者のように投げたまでは良かったのですが、右の肩がグキッ。肘が肩までも上がらなくなってしまいました。神威岬ではパートナーが、そして、今回は…。(T_T)


 道の駅「北前船松前」に着いたのが午後1時頃。予定通りでした。道の駅のトイレを確認し、施設内の食堂へ。メニューを見ると、ホタテ丼やらまぐろ丼といった観光地メニューがいろいろ。しかし、北海道に来てからというもの、こうした海鮮系を口にすることが多くなっていましたので、どうも食指が動きません。そんなこんなで注文したのが、なんと、うどん。麺好きな私、旭川で味噌ラーメンを食べて以来のことでしたので、美味しく頂きました。車に戻り、すぐ近くですので松前城にでも行ってみようかとも思ったのですが、結構な東風が吹き出したので、早めに夕食の買い出しをしてしまうことにしました。来た道を少し戻った所にあったコンビニであれこれ買って道の駅へ。この頃には、座っていても車の揺れが気になるくらいの風になっていました。夜、横になったらなおのこと揺れが気になって寝られないかもしれません。予報でもさらに強い風が吹くと言っていました。海抜は2mしかありませんが、陸側に入ればすぐに20mくらいのところに行けるので気にはしていませんでした。むしろ、この風の方が気がかりです。そこで、急遽、東風があまり当たらなそうな内陸にある道の駅「しりうち」で車中泊することにしました。
 そうなれば、道の駅の施設やら周辺やらの様子が気になりますので、早速、向かいました。こういう時、車中泊の身軽さは大きな強みですね。
 道の駅「しりうち」に行ってみると、駐車場はさほど広くはありませんでしたが、停まっている車もわずかです。トイレが独立していましたので、この建物を風よけにして車を停めました。以前、どこかの道の駅で、トイレのにおいが風に乗ってきたことがありましたが、幸いなことにここのトイレは全く匂いません。たぶん、それ以上に風が強かったということですね。
 ここの道の駅は北海道新幹線の線路近くにあって、トンネルの北海道側出口を正面から見ることができる展望台もありました。鉄道に興味がある人にとってはきっと魅力的な道の駅なのでしょう。かくいう私たちは、売店を覗いたくらいで、あとは車でのんびり。この日は300km近く走りましたので、あまり動く気にもなりませんでした。
 うまく風を避けることができたお陰で、朝までしっかり体を休めることができました。

《車中泊地・宿泊地》
道の駅「しりうち」
*登録:平成9年(国土交通省ホームページより)
*トイレ: 駐車場に独立しています。今回は、風よけにも利用させてもらいました。
*温泉・入浴施設:無理して動かないことにして、その晩はパスしました。
*食事:松前のコンビニで買ったアルコールと弁当などで夕食にしました。駐車場の並びにパン工房がありましたよ。あとは、海側へ7kmくらい行けばコンビニがありましたよ。
*おすすめ度【◎△】:風よけをポイントにしてここを選びました。近くの2つの道の駅はどちらも東側に海がありましたので、風の向きを考えて今回は敬遠しました。食事もお風呂もどこかで済ませるか、買い出すかしてからここへ来るのがよいと思います。鉄道ファンにはうれしい道の駅だと思います。

《観光》
弁慶岬:お天気にも恵まれましたので、この日の青空と静かな海、そして風、朝の爽やかさを全身で感じることができました。この時の心地よい感覚は今でも覚えています。
《走行距離》
*約280km


 では、次回は、北海道での最後の晩を迎えます。「しかべ間歇泉」で温泉蒸しをお昼にして、恵山岬で温泉に浸かり、道の駅「なないろ・ななえ」での車中泊までの様子をお伝えします。どうぞ、お楽しみに。

 今回もお越しいただきまして、ありがとうございました。
 はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。

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