どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
現役のオーディオコンポ(もう死語でしょうか)が壊れました。CDのスライドドアが閉まらなくなって再生できません。やむなく、仕舞いっぱなしだった20年前の機械と一緒にスピーカーも引っ張り出して聞いてみたら、あらビックリ。コーンがへたっていません。むしろ、こっちの方がいい音です。ん、もしや耳の方に問題が?
そこで、今回のポイント
道の駅「さるふつ公園」〜宗谷岬〜稚内〜ノシャップ岬〜道の駅「風Wとままえ」
※地図の中の⑮の部分です。
※2019年6月現在の内容を元に紹介していきます。
【第15日】
道の駅「さるふつ公園」を出て30kmほどで宗谷岬に到着です。道沿いに長く伸びている駐車場の中の、「最北端の地」の碑に近いスペースに停めました。有名観光地とはいえ、さすがに朝の8時前でしたので数台の車が停まっているばかりでした。曇り空ではありましたが、水平線近くの空が晴れていて絵画のような景色でした。風蓮湖の朝の景色が思い出されました。
まずは、パートナーと碑の前で記念撮影。そして、どうせここまで来たのならと、碑の裏側に回り込んで縁石ギリギリのところまで行ってみました。端っこ好き、ここに極まれり、といったところでしょうか。その後時間が経つにつれて観光バスも入ってくるようになり、急に賑やかになってきました。駐車場の外れに水色の壁の土産物屋を見付けたので入ってみることに。お目当てのステッカーを買って車に戻り、ペタッ。いいお土産になりました。


ここから稚内に向かって海岸線をひた走りです。この旅を終えてからテレビで知ったのですが、「白い道」というホタテ?の貝殻が敷き詰められた素敵な場所があったらしいのですが、その時には気付かず通り過ぎてしまったのが残念でした。お時間のある方は是非どうぞ。
稚内駅の近くの駐車場に車を停めて散策。道の駅にもなっているようでした。駅の方へ向かうと、宗谷本線の終点のポイントがあったり、構内に入ると線路が廊下を横切っていたりと趣向が凝らされていました。

売店を一通り覗いてから道路側へ抜けると、道の向こう側にたくさんのテントが並んでいるのを見付けました。行ってみると、東北各地の物産販売をしていました。でも、眺めるだけでおしまいに。時計を見るとまだ11時前でしたが、先のことを考えて、構内の売店奥の食堂でうどんをすすっておくことにしました。
稚内を出て北上し、ノシャップ岬へ向かいました。すでに北海道最北端の地に行ったばかりでしたが、地図でしか見たことがないもう一つの端っこにも興味がありました。日が差し始めて海は深い青色に染まっています。記念写真を撮る観光客が思っていた以上にたくさんいる合間を縫って自撮りを済ませ再び車へ。
道路に出て手塩方面に少し走った辺りでうれしい出来事がありました。鹿の群れに出会ったのです。道の左側が草原になっていて、パークゴルフ場では何人かの人が楽しんでいるような光景の中に、数えてみたらちょうど1ダースの鹿の群れが道路脇の草の上をゆっくりとこちらに向かってきたのです。あまりの衝撃で、二人とも車の中で興奮状態に。ハザードランプを点灯させて停まっている私の車を気にする素振りも見せず、悠々と草を食んでいます。これはチャンス、とばかり、車から降りてレンズを向けました。とまあこんなわけで、宗谷岬の感動とは別のインパクトを受けたノシャップ岬でした。

いよいよここからは、サロベツ原野を走り抜けていきます。道路の右は日本海、左はどこまでも原野が続きます。前後に車の姿がまったく見えず、ガソリンや故障ばかりが心配になってしまうほどでした。「原野」と呼ばれるだけのことはありますし、北海道の雄大さを肌で感じることができました。時折、柵が見えたりすると、人の気配を感じるようで少しほっとします。天塩の町が遠くに見えるまでどれほど走ったのでしょうか。徐々に現実に引き戻されるような気分でした。ノシャップ岬から天塩の町まで70kmくらいはありますので、出発前にガソリンだけは要チェックですね。
道の駅「天塩」に着いたのが午後1時頃。ここで車中泊するには早過ぎます。そこで、もう少し足を伸ばすことにして苫前に向かいました。天塩から苫前までは70kmくらい。1時間半もあれば着きそうです。そうすれば、翌日、内陸に入って士別から旭川方面へ行くのに便利です。予定通り3時前には道の駅「風Wとままえ」に到着しました。
素敵な白い建物が印象的でした。トイレはもちろん、施設全体が綺麗でした。宿泊もできるようでしたので、まあ、ホテルですね。海抜もありますし、高台にあって開放感も抜群でしたので、ここで車中泊をすることにしました。施設内のお風呂にゆっくり浸かりましたが、前の晩、結構がっちりと飲み食いしましたので夕食は車で済ませることにしました。
そこで、コンビニをネットで探して向かいました。コンビニは、車で国道を3分くらい南下した辺りにありました。買い物の中身はいつも通りでした。
道の駅に戻り、車で早めの夕飯を済ませて寛いでいると、西の空が赤く染まっているのに気付きました。車から降りて高台のへりの方へ行くと、太陽が海に沈もうとしています。北海道の西側に来て、初めて目にすることができた海に沈む夕日でした。

《車中泊地・宿泊地》
◇道の駅「風Wとままえ」
*登録:平成18年(国土交通省ホームページより)
*トイレ:施設内にあってとても綺麗。ウオシュレットで◎。
*温泉・入浴施設:同じく施設内にあって◎。
*食事:同じく施設内のレストランで食べられるようでしたが、前の晩、猿払でたっぷりいただいたのでパスしました。国道に出て南へ3分程行ったところにコンビニがありましたので、ここで、簡単な夕食と朝食用のパンを買いました。
*おすすめ度【◎○△】:海まで直線距離で500mくらいで、海抜は20m少しあります。海岸線から一段高くなった場所にありますので安心感が高いです。食事も風呂も利用できますので、ここもうれしい道の駅です。宿泊もできる施設ですのでたまにはベッドでゆっくり、なんていうのもいいですね。隣接してキャンプ場がありました。いろいろな利用方法が考えられる素敵な道の駅でした。
《観光》
*宗谷岬:一度は訪れてみたいと思っていた最北端の地。端っこ好きでなくても、ここまでやって来たという感慨に浸ることができるのではないでしょうか。写真やテレビでしか見ることができなかった場所に自分が立っているというだけで気持ちが昂ぶります。
*ノシャップ岬:この旅に出るまでは特に意識していなかった場所でしたが、鹿の群れに遭遇したことで忘れられない土地になりました。旅の後でグーグルマップのストリートビューで同じ場所を見たら、鹿が何頭か写っていました。この辺りでは、日常の風景だったようです。
*サロベツ原野:右は日本海、左は原野がどこまでも続く真っ直ぐな道をひたすら走りました。民家も商店も全く見えない道を走っていると、ガソリンの残量が気になり始め、故障して車が止まってしまわないかと必要以上に心配になってきます。人の手が入ったと思われる柵などが見えるとほっとします。あらかじめガソリンチェックはお忘れ無く。
《走行距離》
*約210km
では、次回は、再び内陸に入り、旭川までを旅します。どうぞ、お楽しみに。
今回もお越しいただきありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


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