どうも~! 旅々どーも(^_^)/ でーす。
皆さんも、外出自粛生活を頑張っていらっしゃることでしょう。私は、外出は「週一」の買い出しだけ、と決めてだいぶ経ちました。ですから、次の買い出しの日が近づく頃には、葉物野菜の傷んだ部分をちぎって捨てて残った部分を食べる、そんな感じでしのいでいます。
「我慢の日はいつまで続くんだ?!」と思いがちですが、コロナ禍が去った後の楽しい日々を想像して、もう少し自粛、頑張りましょう。
前回は、【車中泊】「車中泊でお遍路16日間② 〜私のお遍路・こんな感じで巡りました(その1・主に徳島編)〜 」として、第1日の鳴門から第4日の室戸岬までをお伝えしました。
そこで、今回のポイント
・「車中泊でお遍路」のその2、高知県内を中心に
※なお、コロナ禍による自粛のため、2019年4月現在の内容を元に紹介していきます。
今回は、続く【第5日】からです。今回も、これから車でお遍路に出たいな、と思っていらっしゃる方に是非、お読みいただきたいです。
【第5日】
《この日の概要》
室戸岬夕陽ヶ丘キャンプ場で朝食を済ませ、25番津照寺へ。津照寺は小高い丘の上にあり、お寺の周囲には駐車場はありませんでした。ネットで調べたところ、少し離れた、港の駐車場を利用させてもらっているということでしたので、漁協の駐車場に停めさせてもらって、ここから歩くことに。それでも、わずか2、3分の距離ですので、川を見たり町並みを眺めたりしていたらあっという間に着いてしまいました。
続く26番金剛頂寺と27番香峯寺をお参りした後、安芸市にある岩崎弥太郎生家へと向かいました。ナビに従って走りましたが、農道を通る経路が表示されたため、田んぼの中の道をひた走り。なんとか到着してみると、結構な台数が停められる広さのある駐車場には弥太郎の銅像がありました。生家の方へ行ってみると、土曜日だというのに、他に2組しか観光客がいません。穴場というかちょっと寂しい感じもしました。ボランティアガイドさんがすでに説明をしているグループにまぜていただいて、説明を聞きながら見学しました。

がありました。
昼食は、高知城近くにある三翠園でとりました。なぜ、急にこんな贅沢をし始めたのかと申しますと、以前、結婚式のお祝い返しで頂いた食事券を持ってきていたからです。これを使って電話で予約しておいたのです。豪華なメニューでしたので、本当ならここで一杯、と行きたかったのですが、あくまでもこれは昼食。お茶で我慢することにして早々に済ませ、温泉に入りました。お昼の時間帯でしたので人がほとんどおらず、広々とした湯船を独り占め。ここに泊まることにしておけば良かったと、後悔の念は拭えませんでした。フロントでお礼を言って駐車場に出てみると、歴史を感じる建物が目に入りました。説明の看板には、「旧山内家下屋敷長屋跡」とありました。元々、歴史のある場所に建てられたホテルだったということがこの時に初めて分かりました。

28番大日寺と29番国分寺をお参りして、車中泊予定地の道の駅「南国風良里」へ向かいました。信号のある大きな交差点に面していて交通量の多い所でした。道路の反対側には、トイレのある、大型もたくさん停められる広い駐車場がもう一つありました。物産館や2階のレストラン、トイレなどをチェックして、予定通り車中泊させてもらうことにしました。
ホテルで一度お風呂に入っていたのですが、まだ、午後の3時頃で時間もたっぷりありましたので、時間つぶしも兼ねて入浴施設を探してみました。3kmほど離れたところに「ながおか温泉」という入浴施設があることが分かったのでとりあえず行ってみることに。行ってみると、プールもあるような思っていた以上の大きい施設で、駐車場も複数あって広々していました。
道の駅への戻りに、ため込んだ洗濯物を洗おうとコインランドリー探し。グーグルマップで5kmほどの所にあるようなので、少々遠いかなとも思いましたが、何しろ、まだ、時間はたっぷり。お金を入れて機械が回り始めてから、目の前にあるファミリーマートで食材と飲み物を購入。これで今晩の食材は十分揃ったはずなのですが、道の向こう側にある焼き鳥店がどうにも気になって仕方がありません。と言いますのは、ファミマに入る前も出てからも、店の前に行列が途切れなかったからです。きっと美味しいに違いないと直感し、レジ袋を提げたまま最後尾に。何が人気なのか知りませんでしたので、前の人たちが頼んだものを中心にして、確か、なんこつ、かも、きも、もも、辺りを購入したと思います。すでにコンビニで十分な量を買っていたのですが、まさに衝動買い。
道の駅に戻った頃には、そろそろ薄暗くなるかなという時間でした。買ってきた焼き鳥を残してはもったいないと、まずはこれから。たれが絶妙で、柔らかく、しっとりした食感で、つまみにピッタリ。喜んでビールを飲んでいるうちに、お腹も何となく膨れ、これだけでほぼ夕食は終わりといった感じでした。
この日は、駐車場の交差点に近い時計台の脇で車中泊をしました。道路の車の通りが多く、駐車場の車の出入りも多いと感じました。困ったのは、物産館などが入っている建物の横には小さな小屋があって、自販機が数台並び、その上、丁寧なことに、テーブル、椅子までもが設置されていて、ここを目的にして若者が集まって来るのです。「若者」と「元気」はほぼ同義語? のようで、案の定、辺りが暗くなり始めてからというもの、こちらの駐車場で大きな声がし出したと思ったら、道の向こうの駐車場ではバイクや車を乗り回しているような音が聞こえてきました。また、道の駅に面している片側2車線の道路で急発進する音も聞こえてきました。気にしていても仕方ないのでラジオを聴いていたら、11時頃にはだんだん静かになりました。今回は、車中泊地選びに失敗でした。これを書きながらグーグルマップでこの道の駅を見てみたら、その自販機スペースが見当たりません。もしかして撤去されたのでしょうか。それであれば、また、利用させていただこうと思います。
《参拝》
25番津照寺〜29番国分寺
《車中泊地・宿泊地》
道の駅「南国風良里」は、十分な駐車スペースが確保されています。登録は、平成5年4月ですので、この数字を見ると、とても車中泊地には選べません。ネットで調べたら、改装されていて、施設も充実して、その上、綺麗らしいという情報を得ていましたので、ダメ元で、まずは、現地を見てみることにしたというわけです。着いてみると、ネットの情報通りでしたので一安心。
物産館などのメインの建物側の駐車場が満車でも、道の向こう側にも停めることができます。どちらのトイレも綺麗でした。
入浴施設もそれほど遠くないところにあったのでありがたいです。おいしい焼き鳥の店を偶然見つけることができましたので、道の駅の「静けさ」が保たれているかをネットで検索して、もしも改善されているようでしたら、次回、また使わせてもらおうと思いますが、はたして…。
「ながおか温泉」は、とても大きくて綺麗な入浴施設でした。駐車場が広いのもうれしいです。
「とり一」は、偶然見つけた美味しい焼き鳥屋さんでした。次に、道の駅「南国風良里」を利用することがあった時には、また、寄らせていただく楽しみができました。
《観光・見学》
岩崎弥太郎生家は、ボランティアガイドさんがいらしたようですので、お願いしてみるのがよいと思います。
《走行距離》
約120km
【第6日】
《この日の概要》
この日の参拝予定は、30番善楽寺、31番竹林寺、32番禅師峰寺の三山。それ以降の時間は、高知市観光に充てました。
午後のまだ早い時間でしたが、オリエントホテル高知の駐車場に車を停めさせていただいて、早速、高知城へ。「現存十二天守」制覇の途中ですので、高知城は外せません。歩きでもわずか10分弱で到着しました。追手門を入ったところの案内所でガイドさんをお願いしました。薄っぺらい知識しか持ち合わせていない私がガイドさん無しで見学すると、「だいたいこんなもんかな」くらいで終わってしまいがちです。ですから、見学地では、可能であればガイドさんをお願いするようにしています。最初の板垣退助の像から天守閣まで、丁寧に説明していただきました。途中、石垣が緩まないように水を落とす石の樋の仕組みや、天守閣では廻縁高欄が四国唯一であること、山内一豊や「功名が辻」にまつわる説明も聞かせていただきました。女性のガイドさんでしたが、声やら雰囲気やらも記憶に残っているものです。そんな点でも、ガイドさんにお願いすることは大切だと思っています。


追手門を出ると、広い道路を使ってフリーマーケットでもやっていたようで、テントや椅子を片付ける人の姿がたくさん見られました。祭りの後の片付け風景の中を歩きながら、もっと早くに知っていれば見たかったのに、と少々残念でしたが「後の祭り」でした。
「とさでん」の通りまで出て、路面電車に乗って「はりまやばし」へ。電車を降りて案内表示を頼りに探していると、町中に赤い橋が目に入りました。残念スポットなどと揶揄されていることは知っていましたが、想像していた以上に小さかったので、「これが?」と驚きを禁じ得ませんでした。間違いなくここのようですので、せっかくですからと記念撮影してから付近を散策しました。
チェックインできる時間になりましたので、再び「とさでん」に乗ってホテルへ戻り、部屋に荷物を入れました。部屋で少し休憩し、5時を回った頃にホテルを出て向かったのが「ひろめ市場」。テレビでもよく取り上げられていたので、高知市に来たらどうしても寄ってみたいと思っていました。入ると、「市場」という名前の通り、通路の両側に店がずらっと並び、テーブルと椅子がたくさん置かれていました。まだ5時を過ぎたばかりだというのに、空いている席が見つからないほどでしたので、とりあえず、一回りすることに。ほぼ一周という辺りでようやく空席を発見し陣取ることに。すると、すかさず目の前の店の外国人の店員が寄ってきて、何か注文してくれと結構強めに言ってきて面食らいましたが、譲歩して注文。ですが、ですが、ビールが目当ての「ひろめ市場」ではありません。私は、本場のかつおの塩たたきを食べてみたかったのです。辺りを見渡すと、ガラスの向こうで勢いよく炎が上がる店がありました。看板を見ると、塩たたきの店です。列に並んで念願の塩たたきを購入。テーブルに戻って食べた時には、その美味しさにびっくりでした。まずは、鰹の身がほんのり温かいのです。そして、一切れ一切れが厚くて食べ応え十分。それほど時間が経たないうちに食べ終わってしまったので、ウキウキしながらまた同じ店へ。その後は、地元のちょっと高めの日本酒を飲んではお代わりに行ったりしてたっぷりと楽しませていただきました。有名なだけはあるなあ、と唸らされる、そんな素晴らしい「ひろめ市場」でした。次のお遍路の旅でも、間違いなく立ち寄ることでしょう。


《参拝》 30番善楽寺〜32番禅師峰寺
竹林寺の宝物館は、BSの「チャリお遍路」でも紹介されていたので入ってみました。国の重文の仏像が安置されていました。
禅師峰寺は、境内にゴツゴツした岩が壁のようになっている所もあって、独特の雰囲気を醸し出していてお勧めです。
《車中泊地・宿泊地》
オリエントホテル高知は、高知城やひろめ市場などの高知市内観光にうってつけの場所にありました。「とさでん」がホテルのすぐ前の道を走っていますので、車をホテルに置いたままで移動することができます。途中で軽く一杯、なんてこともできますので呑兵衛にはうれしいです。
《観光・見学》
高知城は、「現存十二天守」の一つでしたので真っ先に向かいました。回りには大きな近代的な建物がたくさんあるのですが、いざ、門をくぐると別世界です。石垣に両側を囲まれながら、石段をゆっくり歩けば、周囲の建物も街の喧騒も気になりません。
はりまや橋は、唄にも詠まれていることで、過大な期待をしてしまいがちです。それでも、その場で実際に目にすれば、達成感が湧いてきます。
《走行距離》
約35km
【第7日】
《この日の概要》
かねてから訪れてみたいと思っていた桂浜。この日は、桂浜観光がメイン。いつもと同じで、早朝に動き出し、高知市内の通勤の流れを縫うようにして市街地を抜けました。朝の忙しい時間帯にまぎれてしまうのは迷惑で申し訳ないとはいつも思うのですが、目が覚めてから一通りのことを済ませて、さて、動き出そうか、となるとどうしてもこの時間帯になってしまいます。もっと遅い時間に動き出そうと思ってはいるのですが、なかなかできない性分でもあります。通勤の邪魔にならないように一生懸命走りますので、どうかお許しくださいませ。
絶好のお天気に恵まれ、これ以上はないほどの観光日和。広い駐車場に車を停めて、まずは、坂本龍馬像の前で記念撮影。階段をしばらく下って、いよいよ桂浜へ。真っ青な空と海、そして、真っ白な砂浜。砂浜には、人の姿が全く無く、ほぼプライベートビーチ状態でした。まぶしいくらいの日射しの中、浜沿いの遊歩道やら砂浜をのんびりのんびり。桂浜の向こう端に見える龍王宮は改装工事のため見学できませんでした。浜から坂道を上って龍馬記念館へ。桂浜と記念館はお勧めの観光スポットですね。



ここを出て、お遍路を再開。33番雪蹊寺では、丁度お祭りだったようで、子どもから年配までの女の人たちがそろいの着物で踊っていました。その脇を抜けてお参りを済ませると、一人の女性が寄ってきました。男性の頬に泥を塗るのが昔からの習わしのようで、私も塗ってもらいました。その昔、領民が田植えをしているところに殿様が通った時に泥がついたことが始まりだとの説明を聞き、今でも男性の頬に泥を付けるのだそうです。良い思い出になりました。

34番種間寺から35番清瀧寺に向かう途中にあった「黒潮うどん」でお昼。
ここを出て、36番青竜寺に向かう途中にある「ドラゴンビーチ」へ。トイレもあって、十分な台数が駐車可能な駐車場がありました。ここに車を停め、駐車場を囲む防波堤から眺めると、綺麗で真っ白な砂浜が見えました。海水浴シーズンには、きっと、この駐車場も一杯になるんだろうなと夏の景色を想像していると、砂浜を歩く若い男女が一組。素敵な景色が一気にさらにいい雰囲気になりました。同時に、あんな頃が自分にもあったなあと懐かしく思い出されたりして。
清瀧寺をお参りしたのち、仁淀川を遡るように北上して道の駅「土佐和紙工芸村」へ。40〜50分ほどの行程でしたが、仁淀川の流れを右に見、左に見しながらでしたので、開放感たっぷりのドライブでした。
道の駅「土佐和紙工芸村」に到着したのが午後3時頃。トイレを確認してから直売所を一巡り。その後、レストランがあるというのでメニューをチェックしに行ったが、残念ながらやっていない時間帯。和紙漉き体験ができることを教えていただき、体験教室で申し込むと、私たちの他にはいなかったのですぐに体験できることになりました。用意してもらってある花や葉っぱを漉き込んで思い思いに数枚の葉書大の和紙漉きに挑戦しました。水を切って乾かすまでに時間が必要だというので、この時間を使って施設の奥の温泉へ。こじんまりした場所ですが、いろいろな施設がぎゅっと詰まった感じで、車中泊には有り難いと感じました。

《参拝》
33番雪蹊寺〜36番青竜寺
《車中泊地・宿泊地》
道の駅「土佐和紙工芸村」
登録は、平成8年4月。登録年月だけを見ると若いとは言えません。しかし、行程上、この辺りで車中泊したいこともあり、調べてみると、仁淀ブルーで有名な仁淀川のすぐ脇にある素晴らしい環境であること、温泉やレストランもあることが分かりましたので車中泊地に選びました。
JAの産直市では、食堂が午後3時までやっていましたが、夕食はとれません。直売所が午後4時半までやっていましたので、地元の農家さんが納めた食材を購入して夕食にしました。施設内のレストランの営業時間をあらかじめ調べておかれるとよいと思います。また、少し上流にも食堂があるようですので、営業日等を事前に調べておいて利用されるのもよいと思いました。コンビニやスーパーは近くにありません。ここに向かう途中で購入しておくのがよいと思います。
南北に走る国道194号の西側には仁淀川が流れ、国道の東側にあるこの道の駅のさらに東側は全て山ですので、強い東風を防ぐことができます。強風を避けたい場合はお勧めの場所です。
とても気に入っている道の駅なのですが、一つだけ残念なことがありました。それは、リードを付けていない大きな犬が早朝この辺りをうろうろするということです。車中泊の翌朝のことです。トイレに行ってこようかなと思い、外の天気はどうかと眺めたら、北の方から大きな犬が、リードも付けず放し飼い状態のままこちらに向かってくるのが見えました。野犬なのか、それなら、飼い犬よりもっと怖いです。しばらくすると遠くの方からもう一匹、同じような大きな犬がやってくるのが見えました。何と、その少し後ろから飼い主とおぼしき人の姿が。朝から、まあ、ビックリ。こんなことが許されるのでしょうか。なんだかんだ5分くらいしたら犬や飼い主が通り過ぎたのでようやくトイレへ。用を足して外に出ると、車中泊していた女性の方がトイレに向かって来られたので朝の挨拶。「大きな犬がいて怖かったですね」と言うと、その女性も「怖くて車から出られませんでした」とのこと。この時だけのことかもしれませんが、こちらにいらっしゃる方は、念のためご用心くださいね。
《観光・見学》
桂浜は、龍馬の銅像に綺麗な砂浜、そして龍王宮と見所が一杯です。上に続く遊歩道をのんびり散歩するのもいいですし、龍馬記念館を見学するのもいいですね。ちなみに、入館料は700円でした。龍馬記念館の上の方の階には海岸線を望めるスペースもあってここも見所です。
ドラゴンビーチは、お遍路の途中足を止めてのんびり休憩するにはもってこいの場所です。事前に軽食などを用意しておけば、堰堤に腰を下ろして景色を楽しむのもよかったなと思っています。
道の駅で行った紙漉き体験は、指導してくださる方が丁寧で親切でしたので、気持ちよく体験することができました。ここで漉いた和紙は思い出の一品になりました。
《走行距離》
約80km
【第8日】
《この日の概要》
上に書いたように、早朝からの犬騒動で始まった一日。朝一で37番岩本寺へ。ここは、たくさんの天井画で有名なお寺。お参りしてみると、たしかに、本堂の天井一杯に色とりどりの絵がはめ込まれていました。情報誌でもよく紹介されていたマリリン・モンローの絵もありました。500枚以上もあるので、とても一枚一枚丁寧に眺めることはできませんでしたが、何枚かに目をとめて楽しみました。

38番金剛福寺のある足摺岬へ向かう途中、黒潮町でジーンズの工房を発見。車を停めてネットで検索してみると、クジラの尾の模様がお尻のポケットに縫い取られている「isa」というブランドだと載っていました。せっかくなので店に入り、店主のお勧めを聞いて一本購入しました。車で履き替えて記念写真。ゆったりとしたストレートで、丁度良いくらいのダメージが入っていて妙に馴染み、その後のお遍路の道中のメインアイテムになりました。

ここから1時間ほどで金剛福寺に到着。お参りを済ませてから、足摺岬の展望台や「亀呼び場」などを散策。これで、室戸岬と合わせて、四国の南の二つの岬を観光することができました。満足満足。
いよいよ北上を開始。39番延光寺と40番観自在寺をお参りしてから、車中泊予定地の道の駅「津島やすらぎの里」へ向かいました。「菖蒲の湯」という温泉施設だけでなく、食事もできますので、有り難い施設です。それでもまだ日が高かったので、まずは、近くのファミリーマートでアルコールと食材を購入し、道の駅に戻って、車の中でゆったりタイム。ようやく辺りが薄暗くなってきたのを見計らって、いよいよ温泉へ。入湯料650円で、広い露天風呂もついた立派で綺麗な温泉でした。風呂から上がって、レストランへ。生ビールあり、枝豆あり、おでんあり。飲み助には言うことなしで、たっぷりと夕食を楽しませていただきました。

《参拝》
37番岩本寺〜40番観自在寺
《車中泊地・宿泊地》
道の駅「津島やすらぎの里」は、物産店はもちろん、温泉「菖蒲の湯」のほかにレストランも入っていました。トイレも綺麗で、自動販売機も多数あって、何ら不足はありませんでした。登録は、平成26年4月。
津島高田ICが近いので、「南国風良里」のようなことが心配でしたが、平日だったからでしょうか、朝まで静かに過ごすことができました。車中泊にはお勧めの道の駅だと思います。
《観光・見学》
「じぃんず工房」では1本だけジーンズを購入しましたが、気に入ったのが他にもありましたので、次回の楽しみということにしました。縫製もしっかりしていて、今では、外出の際のお気に入りです。
足摺岬は有名な観光地ですが、やはり、海に突き出す岬の先端を目にすると、地図上の「先っちょ」に立っていることが実感できますね。ここも、達成感、成就感です。
《走行距離》
約250km 走り過ぎですね
今回は、お遍路第5日の室戸岬から第8日の宇和島市までを紹介しました。キャンプ場での車中泊、高知市でのホテル泊、そして、道の駅での車中泊2泊でした。
観光スポットがかなりたくさんありましたので、お遍路より観光の方がむしろメインになっていたかもしれません。それでも、ほぼ半分の40番札所まで無事お参りすることができました。
この場所なら安心して、かつ、便利に車中泊や宿泊ができると考えていた場所をその日のゴールにしていましたので、今日のように、かなりの距離を一気に走るような日もできてしまいました。次回、「逆打ち」をする時には、きっと今回の車中泊や宿泊をした経験が生きて、もっとゆったりとした行程で回れるようになると楽しみにしています。
次回は、「車中泊でお遍路16日間④ 〜私のお遍路・こんな感じで巡りました(その3・主に愛媛編)〜 」としてお伝えしたいと思います。
今回もお越しいただきありがとうございました。
はーい、ということで、 旅々どーも(^_^)/ でした。


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